【特集】ヘヤゴトヒューマンサテライト第2回 同社サービスについて家具店に訊く かねたや家具店 執行役員 商品本部本部長 兼 催事事業部部長 菊池健悟 氏

インテリアコーディネーターを家具・インテリア業界の企業に派遣するヘヤゴトヒューマンサテライトは、かねたや家具店(千葉市美浜区 四谷正明社長)の運営する「家具メッセバザール」にも派遣する。メーカーともかねたや社員とも異なる、インテリアコーディネーターならではの役割、そしてやりがいについて運営責任者にインタビューを実施した。

――毎週のように家具メッセバザールを開催されていますね。その中でも、どのような役割をインテリアコーディネーターに期待していますか。

菊池 この展示会には、インテリアコーディネーターの他にメーカー担当者、そして弊社スタッフがいます。メーカーさんは自社のものを誰よりも詳しく説明することができます。弊社社員はメーカーブースに案内することに加え、弊社オリジナル品など幅広くご説明します。インテリアコーディネーターは唯一中立の立場で、かつプロの視点で提案することができる人たちなので、お客様に安心や納得を感じて頂きながら家具選びをお手伝いしていただけるポジションなのです。

私たちは、お客様に「相談してよかったな」と思ってもらえる体験を提供したいと常々考えています。お客様にとって家具は、その大きさ、生地の感触などを実際に触れてみなければわかりにくいアイテムです。家具を買う機会が少ない方ががほとんどですので、どのような点に留意してお選び頂くべきかなど、導入の部分を的確にリード頂くのはそのように中立で、そして専門的な資格のあるインテリアコーディネーターが最適だと考えているのです。

また、色合いや素材感、サイズがお客様の新しいおうちにフィットするのかなどのチェックも、コーディネーターさんにやって頂いたほうがお客様も納得しやすいと思っています。私たちの家具メッセバザールでも、お客様がインテリアコーディネーター様を名指しでリピートしてくださる方もいます。とても嬉しく、そして私たちが理想とする姿だと思います。

――インテリアコーディネーターが存在することでのプラスの作用、メリットはどのように感じていますか。

菊池 ヘヤゴトヒューマンサテライトさんからインテリアコーディネーターを紹介頂いてから、弊社の営業担当者にも変化や影響があったように思います。私たちの経験則では考えつかなかったセールストークを学ぶことができたり、私たちが想定していなかった製品を薦めてお客様にお買い上げ頂いて、想定外の満足につながるということも多々あります。

またインテリア業界について、私たちの知らない情報や知見をお持ちの方が多く、会話を通じて共有頂けるのもいい機会であり、刺激となっています。インテリアコーディネーターさんにお願いをして、平面図の見方やマンションの構造などの勉強会を開催したこともありました。こういったこれまでと違う取り組みができるのもお願いしてよかったポイントです。

家具メッセバザールの様子(幕張メッセ)

――コーディネーターさんの働き甲斐の声などあれば教えてください。

菊池 家具メッセバザールにおいてお客様の集客は順調で、インテリアコーディネーターさんも暇を持て余すということもありません。お客様の様々なご自宅に出会える、お話を聞くことができて経験値を積むことができるというポジティブなフィードバックを多数いただきます。非常にやりがいを感じて頂けているようで、終日(インテリアコーディネーター相談コーナーの)予約も満席となり、また参加したいですと言って頂けます。

また弊社オリジナルの製品に興味を持っていただける方もかなりいらっしゃいます。弊社の催事でしか見ることのできない家具ですから、物珍しいようなのです。特に幕張メッセでの展示会だと、メーカーさんの新商品も早く入る傾向があるため、コーディネーターさんも開催前に、最新の家具について勉強できるという声が聞かれます。

――お客様の生の声に接して、それが勉強になる、自身の他の活動の糧にもなるというお声は多く聞こえてきますね。本日は貴重なお話を頂き、ありがとうございました。

(聞き手 長澤貴之)