ボーコンセプト・ジャパン(東京都港区、大槻晃子社長)は、2025年秋冬コレクションの新作として、デンマークのデザインスタジオARDE(レネ・ホウガード主宰)による「Aarhus(オーフス)」コレクションを発表した。サーキュラーデザインを軸に、長く使い続けることを前提に設計されたソファとテーブル群で、同社は“デンマークのシンプルさ”の再定義に挑む。

「Aarhus」最大の特徴は、内部構造に接着剤を用いず、分解・交換・修理・リサイクルが可能なフレーム設計にある。カバーは着脱式で張り替えに対応。座・背の両部にスチールスプリングを内蔵し、フォーム依存を抑えながら均一で弾力のある座り心地と高耐久を両立した。レネ・ホウガードは「100年前の家具づくりを研究し、無駄を省き本質を残す発想に立ち返った。常識を疑えば新しい可能性が生まれる」と語る。木部は丸みを帯びた無垢材フレームと円筒脚、スリムなアームで構成。構造体を“見せる”デザインが温かみとタイムレスな印象を与える。グローバル・アーティスティック・ディレクターのヘレナ・クリステンセン氏も「形・構造・素材の選択に至るまで環境配慮を貫く姿勢が素晴らしい」と強調する。

環境性能では、厳格な基準で知られるノルディックスワンエコラベルを取得(対象:Copenhagenファブリック、Noric Grainレザー〈コニャック/ブラック〉)。ソファに合わせたコーヒーテーブル、サイドテーブルは同じ無垢材と柔らかな曲線で統一感を演出し、UVラッカーに頼らない自然な仕上げで木質の手触りと耐久性を両立した。ARDEが掲げる「優れたデザインの三角形=美しさ・構造・機能」を、素材選定から製造、ライフサイクルまで一貫して具現化した格好だ。






価格はソファが29万3,600円~(H76.0×W180.0×D91.0cm)、コーヒーテーブルは14万7,900円(H44.0×W70.0×L119.0cm)と11万4,900円(H44.0×W80.0×L80.0cm)の2サイズ、サイドテーブルは8万1,900円(H51.0×W45.0×L45.0cm)。ミッドセンチュリーへのオマージュをにじませながらも軽やかなプロポーションで“今”の住空間に馴染む意匠とし、プロダクトの寿命を延ばす仕組みで「持続可能」ではなく「責任」を選ぶ設計思想を前面に打ち出す。ボーコンセプトは本コレクションを通じ、審美性と実用性の両立に、循環を前提とした“使い続けられる価値”という第三の軸を加え、北欧デザインの次のスタンダードを提示する。
商品概要

Aarhus(オーフス)ソファ
¥ 293,600 ~
H76.0xW180.0xD91.0cm

Aarhus(オーフス)コーヒーテーブル
¥147,900
H44.0xW70.0xL119.0cm

Aarhus(オーフス)コーヒーテーブル
¥114,900
H44.0xW80.0xL80.0cm

Aarhus(オーフス)サイドテーブル
¥81,900
H51.0xW45.0xL45.0cm





