家具・インテリア小売大手のアクタス(東京都新宿区、村田謙社長)は2025年9月12日に、NEWoMan高輪の開業にあわせ、ザ・リンクピラー1ノース4階に新店舗「アクタス・ニュウマン高輪店」をオープンする。ルミネが運営する商業施設へのテナント出店は同社として初めて。売場面積は621.5㎡で、丸の内店と同規模となる。


同店は都内9店舗目、港区では青山店に次ぐ2店舗目。港区エリアにおける顧客基盤の拡充と、品川周辺の再開発やエリア発展を見据えた出店と位置付ける。
店長の有浦正大氏は、「自立した女性や、自分らしい生き方を模索する感度の高い30代以上の女性をペルソナ設定とした。ニュウマンのコンセプトに沿いながら、従来のアクタスとは異なる柔らかさとスタイリッシュさを併せ持つ空間を提案する」と話す。フローリング材や家具の張地、照明など細部までフェミニンなテイストで統一しながらも、それ以外の層を拒まない店舗設計だ。
回遊客の取り込みとSNS戦略を強化
テナント出店に伴い、館内回遊客を取り込む仕掛けも導入。店舗入り口にはYチェアなどの著名ブランドチェアを配置し、来館者の関心を引く工夫を施した。

またオープン初日から集客を高めるため、来場者ノベルティを用意。間伐材ヒノキを使ったウッドチップと巾着袋(サシェ)を毎日150名に配布する。芳香や防虫効果を楽しめる仕様としたほか、インスタグラムのフォロー特典として限定ステッカーも進呈し、SNSとの連動施策を展開する。有浦氏は「来場ノベルティもいかに目立つかで集客効果も変わる。まずは回遊客に気づいて頂くことが大切なので、そこを意識したい。入店して頂くことで、即日売上につながるわけではないが、私たちを知って頂くきっかけになる」と、将来の見込み客取り込みに向けて意気込みを語った。
グリーン製品・壁面アートを強化

店内では他店舗でも販売が好調のグリーン製品を拡充。さらにコロナ禍以降のSNS普及によるインテリア需要・関心の高まりを背景に、壁面アート専用コーナーを新設し、潜在需要の掘り起こしを狙う。ディフューザーやキッチン雑貨も他店舗並みに取り揃えた。家具はアクタスブランドを半数以上とし、残りをNB商品で構成する。
有浦氏は「この店舗には、新しい暮らしに役立つヒントを散りばめた。新しい生活に挑戦したい人々をはじめ、あらゆるお客様に気軽に足を運んでほしい」と展望を述べた。
(長澤貴之)






