【ニュースリリース】カリモク家具 カリモクリサーチセンターで「アントニ・アローラ 光との対話」 10月14日開幕、サンタアンドコールが企画、ヒノキ仕様の新作プロトタイプも初披露

バルセロナを拠点に照明や家具の編集・製造を手がけるサンタアンドコールは、2025年10月14日から11月5日まで、東京都港区のKARIMOKU RESEARCH CENTERで展覧会「アントニ・アローラ 光との対話」を開催する。長年同社と協働するスペインのデザイナー、アントニ・アローラの“光”に対する思考と制作プロセスを、没入型インスタレーションや照明作品の展示を通じて体系的に示す。主催はサンタアンドコール、協力はカリモク家具。会期に先立ち、10月10日にプレスプレビュー(10時〜15時30分)とレセプション(17時〜20時)を実施する。

会場は地下1階から2階までを使い、テーマごとに構成される。地下1階「The Metaphor/メタファー」では、枝葉を走査するように動く光と自然物の対話から生まれる不規則な影を空間に描出し、日本の「木洩れ日」に通じる視覚体験を提示。1階「Modelling Light/光の造形」では、アローラの代表的照明が光のリズムや構造を強調する展示演出で並ぶ。2階「The Gaze/眼差し」では、スケッチやプロトタイプなどスタジオの断片を介し、アローラの観察と実験のプロセスを可視化する。

見どころは、新旧コラボレーションの“現在地”を示すプロトタイプ群だ。サンタアンドコールとカリモク家具が協働開発中のテーブルランプ「Shiro Wood」は、金属仕上げのオリジナルをベースに、ヒノキを主要材とする木質バージョンとして提案。ヒノキ特有の木目と色味、量感を生かした造形とし、発売は2026年を予定する。また、アローラが過去にカメルーンの職人と制作した木製スツール「Alto」「Volta」を、カリモクの積層・削り出し技術でヒノキ材により再解釈した特別モデルも展示される。

アローラは照明や空間演出の分野で国際的評価を得るデザイナーで、2003年にスペイン国家デザイン賞を受賞。技術的精度と詩的意図を融合させ、光を“物質と感情の境界にある敏感な素材”として扱う姿勢で知られる。今回の展覧会は、その思想をインスタレーション、工芸的素材研究、産業プロダクトの各レイヤーで俯瞰できる内容となる。

会場は東京都港区西麻布2丁目24-2のKARIMOKU RESEARCH CENTER。会期は2025年10月14日から11月5日まで、開館時間は12時〜18時、土日祝は休館で、入場無料。