シモンズ(東京都港区、二ツ谷一弘社長)は、電動ベッドの新シリーズ「iDモーション」と、ベッド本体を傾斜させる新機構ベース「イーバランス」を10月中旬から順次発売する。生活を楽しむためのベッドとしての支持を背景に、機構・マットレス・ヘッドボード・付属品を自在に組み合わせ、様々な理想をかなえる電動ベッドとして「iDモーション」と名付けた。
「iDモーション」は2・3・4モーターの3機構を用意。2モーターは背上げ・脚上げ、3モーターはこれに昇降を加え、4モーターはさらにベッド面の傾斜機能を搭載する。マットレスは5.5インチレギュラー/同ノンキルト、6.5インチレギュラー/同ノンキルト、ノーピローマットレスの5種から選択可能。サイズはシングル、セミダブルを基本とし、価格は2モーターで5.5インチレギュラー・シングルの24万円(非課税)から、ノーピローマットレス・セミダブルの38万5,000円(税込)まで。3モーターは29万円(非課税)~44万円(税込)、4モーターは33万円(非課税)~48万4,000円(税込)をそれぞれレンジとする。


2モーターには、ソファライクな意匠の専用ファブリックフレーム「Fabric Frame F-01」を設定。柔らかなウレタンを布で包んだ外装で、シングル(5.5インチマットレス)41万8,000円(税込)から、スーパーキング(ノーピロー)91万3,000円(税込)までサイズ・仕様を揃える。

周辺オプションも拡充した。ヘッドボードはビューティレストセレクションの「フラットII」(無垢ラインがアクセント)と「スリムシェルフ」(小物収納付)の2型、カラーはダーク/ミディアム/ナチュラル/グレージュの4色展開。音声操作モジュール(2万2,000円・税込)は21種類の音声コマンドに対応する。手元まわりの実用性では、内外両面にポケットを備えた電動ベッド専用ハンドレール(1万6,500円・税込)も用意した。

同時発表の「イーバランス」は、背・脚の個別リクライニングではなくベッド全体を前後に傾斜させて上体を起こす新方式のメカフレーム。多様なマットレスを搭載できる柔軟性と、グレーファブリックの落ち着いた外装が特徴。価格はメカフレームでシングル9万9,000円(税込)~クイーン17万6,000円(税込)。同社のゴールデンバリューマットレスなど既存コレクションとの組み合わせを想定し、用途や予算に応じた段階的な提案に対応する。





