飛騨高山の柏木工と北海道旭川のササキ工芸が、東京・青山のKASHIWA TOKYOショールームで合同展示販売イベントを開く。会期は2026年3月13日から4月12日まで。柏木工の家具で構成した空間の中に、ササキ工芸の「SASAKI」ブランド商品を中心に展開し、家具とクラフトを組み合わせた暮らしの提案を行う。会場は渋谷区渋谷1丁目の青山ダイヤモンドビル1階・地下1階で、営業時間は10時〜18時、水曜定休。
同企画は、産地の異なる2社が都市部のショールームを舞台に、木工文化の魅力を発信する試み。飛騨は無垢材家具の設計・加工技術を背景に「永く使える家具」を打ち出し、旭川はクラフト性の高い生活雑貨やギフトを得意とする。双方の強みを同一空間で編集することで、日常の道具としての木製品を、家具だけで完結させず、手に取れる小物まで含めた“木のある暮らし”へ広げる。
柏木工は飛騨地域の広葉樹など国産材を活用しつつ、ウォルナットやオークといった海外材も取り入れ、デザイン性と耐久性、供給のバランスを考慮したものづくりを進める。ササキ工芸は北海道産広葉樹を活用した小物を通じ、木材の魅力を生活の中へ取り込む提案を担う。素材そのものに加え、加工技術と品質管理、使い続けられる価値を軸に据える点は共通している。
会場では、飛騨家具と旭川クラフトを組み合わせたトータルコーディネートを提示し、ギフト需要やインバウンド需要への対応も視野に入れるとしている。海外市場に目を向ける動きもにじみ、ササキ工芸は小ロットでも品質を担保できる生産体制を強みに、越境ECや展示会を通じた海外バイヤーとの接点を探る。





