【リビングデスク/学習デスク製品特集】光製作所 「U-トルテ」と「ガレット」 フレキシブルな汎用性を訴求

光製作所(本社:東京都荒川区、安岡定二社長)は、同社の学習机ブランド「サンデスク」のニューシリーズを発表。学習机の「U-トルテ」と、2段ベッド(ロフト仕様)の「ガレット」を提案する。

同社は、定番の「サンデスク」ブランドを訴求。小学生・就学児童から大人まで、長期にわたって使用可能なデザインや、丈夫な造りを継承して追求している。同社によると、コロナを機に児童の学習形態も様々となり、家の何処に机を置くかリビングに置くか、子供部屋に置くかなどの様々な選択肢が広がり、学習における環境に注目が集まっている。そのような中で光製作所では、子供のユーザーへ向けて“より快適な学習環境を提案したい”との思いから、ターゲットを選定。最適な学習環境を提供できる商品の開発を進めてきた。

学習机の「U-トルテ」は、リビングや子供部屋など、様々な空間に合うように設計された、新しいユニットタイプのデスクだ。カラーはナチュラル、ウォールナット、ホワイトから選択可能で、天板はオークの突板となっている。

「U-トルテ」の開発のポイントは、ラックを取り付けた点にある。以前より課題となっていた子供の学用品収納スペース不足が、このラックにより解消。デスク本体とラックに加えて、机下に収納可能なMワゴンおよびSワゴンの2つのワゴンをラインナップ。何回も出し入れを繰り返す引き出しも強度を高めた地板構造などを採り入れている。

同製品はユニットタイプの学習机のため、自由自在に組み合わせが可能。デスクとラックの組み合わせは、正面置きやL字置きなど、家庭の空間に合わせて様々な使い方が可能となっている。組み合わせての使い方に加えて、それぞれを単体で使用することも可能であり、リビング学習でデスク単体を置くこともできる、シンプルなデザインに仕上がっている。ラックにはスライド式の仕切り板が付属するほか、デスク本体裏には、コード類を収納可能なスペースも設置。別売りのUSBポートはデスクやラックに取り付け可能とするなど、より効率的に省スペースを有効活用できる製品として訴求する。

2段ベッドの「ガレット」は、2段ベッドとしての使用のみならず、子供が成長した際に2段ベッドからロフトベッドへと組替えが可能な設計となっている。カラーは「U-トルテ」と合わせたホワイト、ナチュラル、ウォールナットの3種。接続部分は金具でしっかりと固定された造りとなっており、スノコとフレーム部分もL字型金具で固定、スノコ受けは四方に設けられている安心設計となっている。下段スペースはベッドを取り外して、ロフトベッドとしても使用可能。その下段に、前述の「U-トルテ」のデスク、ワゴン、ラックなどを配置することで、スペースを有効活用することが可能となる。

また、子供の成長や用途に合わせて、上段および下段の高さをそれぞれ2段階調節することも可能であり、下段のベッドを取外して上段のベッド部分の高さをあげることで、ラックの設置スペースやデスク使用時のヘッドクリアランスを十分に確保した設計となっている。並べてシングルベッドとしても使用できる汎用性もポイントだ。一つのアイテムで、生活の変化に応じながら長く使い続けていくことが可能となる点を、市場に訴求する。