東リ 「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2023」で床材やカーペットなどの製品を出品

 東リ(兵庫県伊丹市、永嶋元博社長)は、床材やカーペットを中心とした展示を行った。「バスナシリーズ」は、浴室・浴場用のリフォームに適したビニル床シートだ。傷や汚れが目立ってきたユニットバスの床材は、全て取り換えると高額になり、工期もかかってしまう。それがバスナシリーズは、シートを貼りつけるだけでリフォームできる。 

 また、一般的な磁器タイルに比べて断熱性に優れているため、ヒートショックのリスクを軽減できる。加えて、エンボス形状とクッションの程よい沈み込みで足裏をしっかりと支え、滑りを防止。万一の転倒時でも衝撃を吸収する特性がある。

 また、肌あたりが柔らかいため、介護時などの膝つき姿勢が楽になる。デザインや色は数種類あり、浴室の床と壁の組み合わせで様々なテイストの空間を作ることができる。床材は「バスナリアルデザイン」「バスナフローレ」「バスナアルティ」の3種類から選択できる。

 今回のショウではバスナシリーズをボードに展示し、来場者がシールを貼る人気投票を実施した。
「new Pitaco40(ニューピタコ40)」はパイル生地の吸着タイルカーペットで、裏面にはフローリングに吸い付く特殊加工が施され、しっかりと床に固定できる。何度でも貼ったり剥がしたりすることができるため、食べ物や飲み物をこぼした場合、汚れた部分のみ剥がして洗うことが可能。また、暮らしの中でおこるさまざまな衝撃音を低減させ、近隣や下の階へと響く生活音を緩和する。カラーは全10種類。中でもアイボリー、ベージュが売れ筋とのこと。

 ペット対応のクッションフロア「CFTI3500シリーズ(CF-P NW)」は、コロナ禍を経てペットを飼う人が増えたため、人気が高まってきた。フローリングに比べて滑りにくいため、ペットのひっかき傷なども目立ちにくくなっている。さらに抗ウイルス、抗菌なので人もペットも安全に過ごせる床材となっている。色柄も豊富に揃えられていて、インテリアとペットとの共存の暮らしが楽しめる製品だ。

 その他にも、粘着テープつきの巾木なども展示され、同社のブースは賑わいを見せていた。

(竹下未由稀)