スリープセレクト 2023シーズン冬のシーリー新作展示会を開催 アジャスタブルベッドを全面展開

スリープセレクト(東京都港区、西村秀之社長)が、シーリー新作展示会を同社のシーリーベッド東京ショールーム(東京都港区北青山2-13-5青山サンクレストビル2階)および、シーリーベッド大阪ショールーム(大阪市中央区心斎橋筋2-7-18プライムスクエア心斎橋5階)で開催した。

今回の新作展示会は、注目のアジャスタブルベッドを中心に据えた発表。新作マットレスのほとんどがアジャスタブル仕様として開発されたものだ。コロナ禍によってまず、「眠りの質」の向上を求めるユーザーが増加したが、それ以降、眠りの質から健康まで、より志向・ニーズが求められ、「快適なのは当たり前」という水準にまで高まってきた。

それを受けて同社では、生活のフィールドが「より便利で楽しく」というところまで求められてきていると分析。国内では電動リクライニングベッドの需要が高まっており、特に若年層からのニーズなど、これまでの介護用のニーズに加えて健常者向けの市場拡大が期待できることから、寝室の空間をいかに充実させるかという点を追求し、ラインナップの充実を図った。アジャスタブルベッドは、アジャスタブル用のマットレスとフレームについて、セットでの提案を行いやすいこともメリットとなっているようだ。

アジャスタブルベッドでは、「いびき防止ポジション」「無重力ポジション」「テレビポジション」の3種の寝姿勢が選択可能。脚の高さは床から床板まで17.5㎝、22.5㎝、27.5㎝、32.5㎝の4種類だ。さらにオプションで音声コントローラーも用意。「アジャスト」または「ハロー」と呼びかけることで起動し、19パターンの音声コントロールに対応する。無線リモコン操作や、機種によってはワイヤレス充電も可能など、昨今の生活スタイルに合わせた付加価値を訴求する。

ピローなどのアイテムについても、マットレスとの相性をふまえ、セットでの提案をすすめている。寝姿勢にあうアイテムとして、マットレスと同じ素材を使用したピローなども開発。フワリーピローは2024年5月に発売予定のアイテムで、新素材「ミラクルソフトウレタン」を採用。従来のウレタンでは表現できない柔らかさを実現した。このほか、リサイクル生地「RENU」を使用した「ルクシーピロー」なども参考展示。サステナブルへの貢献についても訴求した。

ヘッドボードには「パームループボード」を採用