第54回上海国際家具見本市が閉幕した。上海虹橋の国家展示会議センターで毎年開催されるこのイベントは、テーマ「デザインエンパワーメント – 内部と外部のデュアルドライブ」を掲げて実施された。
今回の見本市では、製品展示の場として選ばれた企業が驚くべき品質レベルを達成し、来場者の満足度を高めた。
本見本市は、30万平方メートルの展示エリアに1300を超えるブランドが集結。総来場者数は8万9433人で、そのうち1万486人が海外からの来場者だった。
なお、海外からの来場者数は前年に比べ18.31%増加。中国企業は製品輸出からブランド輸出へと移行しつつある。
家具のサプライチェーン全体を一つの屋根の下に集めたこの見本市は、デザインエデン – 現代デザイン見本市、ソファパビリオン、スマートスリープパビリオン、リビング&ダイニングルーム家具パビリオンなど、さまざまなテーマのエリアに分かれている。
また、CIFF WMF、CIFF室内装飾技術、CIFFオフィス&公共スペース展示会、CIFF都市屋外家具展示会、CIFFホームテキスタイル&アクセサリーライフスタイル展示会の5つの見本市が同時に開催された。
CIFF上海展は、参加者数やその規模に加え、独創的な製品デザインやブースの品質、さらには自宅やオフィス、公共スペース、屋外での快適な生活を実現するための革新的なソリューションを提供する参加企業の実績を、明確な強みであるとした。
今年のCIFF上海では、著名なキュレーターがトップブランドやデザイナーと協力し、デザイン、茶文化、ポップカルチャー、素材、人工知能、ライフスタイル、睡眠など一連のテーマで15の展覧会が開催された。