カリモク家具 2025年新作発表 多様化するライフスタイルに対応した家具シリーズを展開

カリモク家具(愛知県東浦町、加藤正俊社長)が2025年新作家具発表会を、同社本社ショールーム、新横浜ショールーム、関西ショールームで順次開催した。

今回の新作では、新たなライフスタイル提案を取り入れた最新シリーズを発表。暮らしの多様化と個人のライフスタイルへの最適化をテーマに、自然素材の温もりや機能美を融合したラインナップが目を引く。今回の新コレクションの柱となるのは、次の2シリーズだ。

PLEVIO(プレヴィオ)シリーズは、「大人に、もっとインテリアを楽しんでもらいたい」という想いを形にした新アイテム群。

ラインナップは、ハイバックチェアの「WW275」、チェア「CW96」、LD兼用ソファ「UW30」、テーブル「DW6020」。

また人気のロールドアキャビネットには、テレビボードも加わった。テーブル天板のタニックウォールナット色など、落ち着いた印象を与えるカラーも特徴で、大人の空間を演出する。


RUSKA(ルスカ)シリーズは、ゴムの木を採用した「暮らしを楽しむクラフトスタイル」としての新シリーズ。

70年代~90年代の大ヒット商品「ルスティックシリーズ」を彷彿とさせる商品で、木部なダスクブラウン色、張地にはハーヴェスト・ベージュなど、素材感が活かされたデザインが特長だ。


このほか、スマートに暮らすジャストフィットスタイルのアイテムとして、人気のサイズオーダー可能なソファ「ZW002」について、新たに革張り仕様がラインナップに加わった。

また、ユニットボード「QW80」を追加したほか、既存モデルの追加アイテムとして、ハーフアームタイプのチェア「CW3821」や「DW3811」テーブルにΦ1100タイプが加わるなど、機能性とデザイン性の両立を図ったラインナップが整っている。


寝具分野では、マットレス「Mofmo+」および「Fiber+」をリリース。

「Mofmo+」は自社開発のウレタン「モールドHEXA」および従来のモデルよりも通気性と体圧分散性を向上させ、快適な睡眠をサポートする。内部の新素材「クリーンコア」は、取り出しおよび水洗いも可能となっている。「Fiber+」は、ウレタンフォームに厚みを持たせたことで、耐圧分散性を向上させている。張地にメッシュ素材の「ソイル」を用い、洗濯も可能となっている。

ベッドフレームでは「NW49」をリリース。フットボードの高さを低くし、様々なマットレスに対応可能な点を訴求する。

また、学習デスクでは収納性を高めつつ、設置のしやすさと実用性に配慮したシンプル構造を採用。

新たに追加された「SW340モデル」は、限られた空間でも機能的に活用できる工夫が凝らされており、足元収納の棚に学習用品などを収納可能。デザインはKライン脚(膝から出やすいタイプ)とCライン脚(足先から出入りしやすいタイプ)の2種類をラインナップしている。

COM張地のバリエーションも拡充。期間限定張地「アルタイル」は5色、本革のアメリアは4色、ソフトグレインは追加2色など、ユーザーの好みに応じた幅広い選択肢を提供している。

オリジナルラグには新作「モダンツイード」や「ナチュラルグレープ」に新カラーが登場。上質なウール素材で仕上げたデザインが、空間にさらなる深みを加える。


なお、新横浜ショールームの8階には、3月22日より観葉植物専門店TIANA STOREの店舗「TIANA INDOOR GREEN SHOWROOM」がオープンしている。

様々な種類のグリーンと、インテリアと調和する鉢を組み合わせた展示販売が行われている。

新作展のグリーンのスタイリングについてもTIANA STOREが手掛けており、グリーンと家具の組み合わせによって、これまで以上に魅力ある製品および空間提案となった。