【ニュースリリース】エムール 折りたたみで“一畳半の寝室”提案 トランスフォームベッド「LUXIM」を国内先行販売

エムール(東京都立川市、高橋幸司社長)は2025年12月15日、トランスフォーム家具「スマートスペースベッド LUXIM(ラクシム)」の日本先行販売を開始した。ワンルームや寝室面積の限られる住環境を背景に、「ベッドが“消える”」という空間転換の価値を前面に掲げ、固定ベッド級の寝心地と省スペース性の両立を狙う。欧米向けは2026年の販売開始を予定する。

ラクシムの核は、毎日たたむことを前提にした開閉機構だ。バネとダンパーを組み合わせたアシスト設計により、軽い力での開閉を目指した。開閉時の勢いを抑えるため、ディスクダンパーで動作を細かく制御し、ゆっくり静かに変形するよう設計した点も特徴となる。操作部には「たたむ」「ひらく」「おさえる」の文字とアイコンを配置し、初見でも方向を迷いにくい導線を意識した。

同社は開発期間を5年とし、反復試験を重ねてユーザーの扱いやすさと安全性を詰めたとしている。製品は「状態の切り替え動作を容易にすることができる折りたたみベッド」として実用新案登録(登録番号第3252706号)、開閉機構周りは意匠登録(第1812905号)も取得済みだ。

可動式ベッドで課題になりやすい寝心地については、同社が寝具開発で培ってきた知見を投影したという。マットレスには体圧分散を意識した高反発プロファイルウレタンフォーム(32D)を採用し、側地はわた入りキルト生地(ポリエステル100%)で、触感面の配慮も施す。背もたれは無段階リクライニングで、読書やテレビ視聴など座位需要も取り込む設計とした。ギアは向陽技研(KOYO)製を採用している。

折りたたみ時の移動には、医療現場でも使われるというベアリングキャスターを採用。床を傷つけにくいエラストマー素材の車輪とし、就寝時はロックで安定させる。構造面では厚みのあるセンターフレームに、キャスター8個と固定脚2本で荷重を受ける構成を取り、耐荷重は500kgをうたう。折りたたみ家具でありながら強度に余裕を持たせることで、日常開閉を前提とした長期使用を見据えた。

サイズは平置き時が約幅90×奥行190×高さ42cm、折りたたみ時が約幅90×奥行30×高さ114cm。重量は約28.5kg。完成品で届け、専用マットレスを付属する。価格は110,000円(税込)。

ラクシムは、エムール体験ショールーム(青山・立川)で体験でき、予約優先で同時間帯1組の運用とする。販売は特設サイトのほか、同社公式オンラインショップ、楽天市場店、Yahoo!ショッピング店、Amazon店で展開する。