インドネシア国際家具展(IFEX2023)3月に開催
インドネシア国際家具展(IFEX2023)は3月9日から12日にかけての4日間、開催を予定している。主催はインドネシア家具・クラフトインダストリー協会(HIMKI)、運営はDyandra Promosindo社。会場はジャカルタインターナショナルエキスポで、全体で6万平米を使用。
コロナパンデミックの影響により、2020年と2021年はオンラインでの活動にとどまったが、2022年は8月18日から4日間、オフラインでの展示会が3年半ぶりに行われた。それから半年後、第8回目の展示会が開催されようとしている。また同展は、アジアファニチャーショウサークルに加盟しており、ベトナムのVIFAEXPOやマレーシアのMIFF、EFE、中国のCIFFといった展示会と時期を同じくする。
世界各国から500以上の企業が出展を予定している。リビング・ダイニング向け脚物家具やベッドといった家具だけでなく、オフィス家具や、仕切りの役割をするパネル家具も展示される。同国を含む熱帯雨林地域で採れるラタン(籐)を使った家具も見ることができる
また同展は多くの海外バイヤーを集めるが、同国の位置的な特性もあり、すぐ南のオーストラリアからの来場が最も多い。次いで、西のインド、北のマレーシアから多くバイヤーを集める。コロナの水際対策の影響もあり、昨年の日本からの来場者数は全体の14番目に位置づけられるが、Dyandra Promosindo社のマーケティングコミュニケーションチーム担当者によれば、日本からのバイヤー招待に一層力を入れたいとしており、今後日本の展示会とアライアンスを組んだ取り組みも検討しているという。
インドネシアへの入国には、査証(ビザ)が必要な他、2回分のワクチン接種を証明できるもの、また専用アプリ「PeduliLindungi」のインストールも必要。