関家具 18年ぶりフルモデルチェンジの高機能オフィスチェア「Ergohuman(エルゴヒューマン)」 新型を大川本店で公開 

関家具(福岡県大川市、関正社長)は、同社が取り扱う人気のオフィスチェア「Ergohuman(エルゴヒューマン)」の新モデルを、同社大川本店で公開した。

日本では2005年に発売開始された「エルゴヒューマン」だが、関家具はその正規代理店となっている、昨年は年間5万本の販売を記録し、2005年からの累計で25万脚以上を販売している人気アイテムだ。このたび、製造本国の台湾でのフルモデルチェンジ決定を受け、同製品のラインナップが全面的に変更されることとなった。

PRO2 Low Type(左)と、最上位モデルのPRO2 Ottoman(右)

2代目となる「エルゴヒューマン」は、「PRO2 Ottoman」「PRO2 High Type」「PRO2 Low Type」「ENJOY2 High Type」「ENJOY2 Low Type」の5モデルをラインナップする。フルモデルチェンジによって変化した要素の一つは、着座しての操作・調整が可能となったことが挙げられる。

チルト機能は、初代では「PRO」モデルのみがその機能を有していたが、新たな「エルゴヒューマン」では全てのラインナップにその機能が付く。

右側のレバーを操作することによって、前傾チルトも可。初代では座面のみのチルト機構だったが、新製品では全モデルで、肘および背もたれが6°まで傾斜する。前傾のまま背もたれのサポートを受け、座りながら作業をすることが可能となった。

新たな特徴の一つとして、カラーフレームにグレー色が追加された。

PRO2 Ottoman(左)、ENJOY2 High Type(中)、PRO2 High Type(右)

これまでカラーフレームはブラックのみであったが、グレーのフレームをバリエーションに加えることで、よりカジュアルなシーンにも導入しやすくなった。

グレーフレーム×ホワイトの張地の組み合わせに、販売店などからの注目が集まっているという。室内などでも馴染みやすい優しく明るめの色がポイントだ。

中央の2体は「ENJOY2」モデル。腰部のランバーサポートが独立しているのが「PRO2」(両端)

張地のカラーはホワイトに加え、ブラック、レッド、グリーン、ブルーの5色から選択できる。張地の生地もリニューアル。

「PRO2」のオットマンモデルは、このように胡坐をかく姿勢での使用も可能。

さらに展開して、リラックスした姿勢をとることもできる。高機能チェアの「エルゴヒューマン」だが、それぞれの操作が簡単に行える点も高評価が集まっている理由の一つだ。

初代の「エルゴヒューマン」は、ハイグレードの「PROオットマン」「PRO High Type」が、エルゴヒューマン全体売上の6割以上を占めており、価格にかかわらず高機能なモデルほど人気が高かったという。コストパフォーマンスの高さが同製品の強みの一つだ。

新モデルは2023年7月10日(月)より、公式ショールーム、関家具直営店、特約店限定で受付を開始。8月1日(火)より、全国の家具店、インテリアショップ、オンラインショップで販売を開始する。

(佐藤敬広)