創業111年、商圏ニーズに徹底対応
ザ・カグヤの社長と近代性
創業明治40年(1907年)、111年の社歴を持つ家具店が確たるブランド信頼を商圏内顧客から得て頑張っている。群馬県渋川市行幸田の日光屋家具店(須藤純一社長)だ。関越高速道渋川伊香保ICを降りて伊香保温泉方向へ、バイパスを左折して旧街道に入った右側に、日光屋ホームプラザの看板を掲げて同店はあった。
現在地へ店舗を構えたのが昭和56年(1981年)、平成2年(1990年)店舗と倉庫を増設し、28年(2016年)店舗を全面改装した。須藤社長は昭和47年頃家業を継ぐ。それ以前に現社名のアスワンに入社試験を受けて社員になり、3年間修業をした。バブル崩壊前の昭和63,4年頃、営業マンとして茨城の山新などを担当した。
その後さらに得意先であった茨城県石岡市の家具店で再修業し、日光屋家具店の跡を継ぐ。当時の規模はわずか495㎡、それを平成2年に2079㎡の2階建てに増築、2年前に改築・改装した。
改装には実践的な店舗構想で実績を持つ岸田インテリアスペースの岸田徹氏が関与した。
須田社長は同社の有効商圏は30万人とみるが、同社へ納品する業者の見方は更に広く、長野県の佐久市あたりからも来客があると指摘する。こうした広域からの顧客動員以前に、県北の高崎、前橋という県内有数の都市商圏を同社は取り込んでいる強みがある。
[wc_row][wc_column size=”one-half” position=”first”]
[/wc_column][wc_column size=”one-half” position=”last”]
[/wc_column][/wc_row]
続きは本紙にて
—
この記事は紙面の一部を抜粋しています