ジャパンインテリア総合展2023 4月5日、6日開催へ -Fukuoka・Okawa furniture manufactures association-

春恒例の展示会、ジャパンインテリア総合展2023が、4月5日と6日の2日間で開催を予定している。会場は大川産業会館(第一会場)、大川家具工業団地(協)Uゾーン(第二会場)、インテリアポート・エルバーレ(第三会場)の三会場、協同組合福岡・大川家具工業会(福岡県大川市、河口健理事長)が主催。これに併せて大川市内や近隣の各社ショールームにおいても個展が同時開催される見込み。


各会場の出展社数は、第一会場が106社、第二会場が24社、第三会場が22社を予定。
マスク着用を個人の判断にゆだねる政府方針が3月13日から適用されたが、これにより「脱コロナ」はいよいよ本格的になってきたと言える。名立たる家具展示会も今年に入ってから、来場者数は大きく回復を遂げてきた。大川展も例外でなく、今年の1月展の来場は社数にして1,612社、前年比111%、人数は1,941名、前年比104%と回復基調。業種別でみても、家具小売店、量販店といったメイン業種の回復が著しく、社数にして849社、前年比125%、人数は1,021名、前年比119%だった。
また今回の展示会においても、トレンドや世相がどのように反映されるかが注目される。つい先日に行われたIFFT2023では、ホームユースの家具だけでなく、コントラクトやオフィス市場をにらんだ展示、訴求が多くみられた。メーカーの住宅・非住宅の枠組みにとらわれない製品作りが今後も進展するかどうか、来場者の反応やフィードバックの影響は大きいと予想される。


工業会員以外の出展も増えている家具産地大川の展示会。「心躍る、家具の春。」をテーマに個性豊かな出展社が切磋琢磨を重ねながら、その製品の魅力を発信する展示会となる。今回もまた、国産材を使った家具「SENDAN」「ふるさと家具」の特別展示も行われる。

協同組合福岡・大川家具工業会 WEBサイト:https://www.okawa.or.jp/