飛騨産業 隈研吾氏デザイン「シカ」チェアの材にビーチを追加 パナソニック独自の「マイスターズウッド」木質エイジング技術を活用したアイテムも披露

2023飛騨の家具®フェスティバルに出展する飛騨産業(岐阜県高山市、岡田明子社長)は、隈研吾氏デザインの「シカ」チェアに、ビーチ材仕様のラインナップを追加する。

同シリーズは昨年発表された、建築家の隈研吾氏デザインによるシリーズだ。隈氏が手掛けた「クマヒダ」シリーズと合わせ、同社の「HIDA高山店 森と暮らしの編集室」のカフェでも使用されている。
このように、「シカ」シリーズはカフェやレストラン等での使用を想定。美しく流れる曲線の背は、前脚、肘木とフィンガージョイントで接合され、座はお尻のかたちに合わせてシャープに削り込み、コンパクトで軽快さを兼ね備えている。これまではホワイトオークとウォールナットでのラインナップだったが、ここにビーチ材が加わったことで、より幅広いシーンに対応できるようになった。 

木質エイジング技術を活用した「穂高」

 このほか、パナソニックハウジングソリューションズ(大阪府門真市、山田昌司社長)独自の「マイスターズウッド」の木質エイジング技術を活用した同社のロングセラーシリーズ「穂高」も展示予定だ。