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JAPANTEX2023に出展したスミノエ(大阪市西区、村瀬典久社長)は、タイルカーペットの「ECOS」などの商品を大々的に展示した。
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「ECOS」は10年来同社が販売している、水平循環型リサイクルタイルカーペットだ。他社に先駆けてスミノエでは、使用済みのタイルカーペットを再資源化した再生材を、裏面のバッキング材に使用していたが、今回のブースには「ECOS NEO」として表面のパイルにも再生ナイロン糸を使用したモデルを敷いた。「ECOS NEO」は両面にリサイクル材を使用しており、国内でも最高水準となる再生材比率81%、CO2削減貢献率61%を達成している。
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スミノエグループは、市場から使用済みカーペットを回収し、それをリサイクルするという仕組みを長年にわたって築き上げてきた。納品から施工、使用後の廃タイルカーペット収集、リサイクル、リサイクルカーペットの製造まで、全て同社グループで行っている「水平循環」は、スミノエグループの強みだ。
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回収してリサイクルしたパウダーをと新品のパウダーでも価格は変わらないことも特徴の一つ。「ECOS NEO EX-1000」の場合、従来のバージン材料と比較して61%のCO2排出量削減となる。
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再生材を最大限に活用するという、同社の環境負荷低減への取り組みの進展に期待が高まる。
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グループ企業のルノン㈱もスミノエブースに出展。インクジェットの襖紙を使用した源氏物語絵巻「豪」や、新鳥の子襖紙集第二十五集「山水」の見本を展示。金価格が高まる中、銀にニスを塗ることで、金に近い色合いを出した「親和箔」の砂子を用いている。
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ルノンではこのほか、アクタスがプロデュースしたルノンとのコラボレーション新商品「NORDIC Board」などの見本を展示した。