アルテスペース、伝統的工芸品の空間・商品提案サービス「MIYABI」(みやび)の新サービスを開始

アルテスペース(東京都港区、千葉竜哉代表)は、伝統的工芸品や逸品をインテリア空間に取り込んだ「MIYABI」(みやび)のサービス提供を開始する。

新サービスは、同社が運営するギフト専門サイト「NihonMiyabi」で提供する伝統的工芸品や逸品を活用した、空間提案・商品提案サービス。詳細は以下の通り。

・インテリアコーディネート
これまで大川、静岡、飛騨、府中、旭川などの5大家具産地の熟練した職人が手掛ける高級家具を中心にインテリアコーディネートを行ってきたが、細部までの完成を高めるため、伝統的工芸品・逸品をインテリアコーディネートアイテムの一部として空間提案を行うと同時に、飲食店や宿泊施設、一般企業に対して記念品や備品の提案を行う。

・企業のノベルティ製作や備品の提案
企業名やロゴを入れたノベルティグッズや、周年記念品の製作の際に、伝統工芸品の製作に関わる職人が手掛けるアートパネルや照明、テーブルウェアなどを、モデルルームや店舗などのインテリア装飾として提案する。

アルテスペースは今後、「Nihon Miyabi」を運営しながら、現在の日本の建築の中に、再度、伝統工芸品や逸品を取り込んだ室内空間創造の展開を図る。伝統工芸品を守るために一番の恩返しとして、「販売をすること」によって、未来へ技術・技法・素材を伝えて行きたいとしている。

また、ECサイトで運営している「Nihon Miyabi」の実店舗の展開も構想しており、店舗の中で伝統工芸品や逸品を活かした空間作りを行い、商業用施設中心の利用から一般住宅や世界の住宅へ発信のできる場所を創出することを目標に掲げている。