旭化成ホームズ(ヘーベルハウス) 2階建て邸宅専用躯体RATIUSシリーズの第四弾「RATIUS|RD 余白の在る家」を発売/LONGLIFE総合研究所を開設、アラウンド50代がテーマ「ミドルライフ研究会」を立ち上げ

旭化成ホームズ(東京都千代田区、川畑文俊社長)は、創業50周年記念商品として2022年に発売した2階建て邸宅専用躯体(重鉄制震・デュアルテックラーメン構造)「RATIUS」シリーズの第四弾として、「RATIUS|RD 余白の在る家」を5月31日より販売開始した。今後、年間で150棟の受注を目指す。

5月27日には、新製品発表会をTOKYO FMホールで開催。今回の新商品は、人生の折り返し地点となる「50歳」に着目。日本国内の年代別人口でも50歳~54歳の層が最も人口が多く、住宅検討者も増加中であることなどを述べた。LONGLIFE総合研究所の河合慎一郎所長は、「ミドル世代」の研究を行う「ミドルライフ研究会」の活動におけるアンケート調査結果について発表。その結果、50代の約3分の2が「住まいの見直し」を考えていること、50代が「やってみたいこと・大事にしたいこと」には男女で違いが見受けられること、そのようななかで「余白」のある生活が求められているとしたうえで、情報整理のたのくらしのインサイト「50研」などのサービスを展開しているとした。

新製品の「余白の在る家」については、同社マーケティング本部営業推進部長の市川靖道氏が説明を行った。重鉄躯体が可能にした大きなシェルウォールにより、中間領域となる3つの「間」をつくることで、プライバシーを確保しながらも外部空間や自然を取り込み、住まいをより豊かな空間や居場所にすることを可能とした。3つの「間」は日本建築における暮らしを豊かにする要素を現代版にアップデート。「縁の間(えんのま)」は縁側や濡れ縁、「光の間(こうのま)」は通り土間、「青の間(あおのま)」は坪庭を連想させる空間とし、余白(ゆとり)のある住まいを実現した。