ブランドと製品信頼の60周年 シモンズ日本が盛大に記念祝賀会開催

シモンズ日本がアジア・アセアン市場で高評価の足跡

シモンズ(東京都港区芝、伊藤正文社長)が1964年(昭和39年)に創立以来、満60周年を迎えた祝賀会を、5月24日、東京・帝国ホテルで開催した。会場の孔雀の間には開発ベッドと新ロゴを展示、ロビーでウェルカムドリンクをふるまって招待客をもてなした。会場内には同社の記念映像を放映、歴史を紹介。

開宴は冒頭、伊藤正文社長が主催者として次の挨拶をおこなった。
「本日はお忙しいところ「シモンズ60周年記念パーティー」にお越しいただき誠に有難うございます。シモンズがこの日を迎えられるのも、ひとえに本日ご臨席いただきましたお取引先様、協力会社様、メディア関係の皆様、そして今日の礎を築いていただいた諸先輩、アメリカシモンズのサポート、そしてシモンズをこよなく愛し私達を支えてくださっている多くのユーザー様のご支援のおかげでございます。この60年間の間には幾多の困難な時期がありましたが、その都度全社一丸となって乗り越えてまいりました」。
「創立60周年を迎えるにあたり、より一層生活者の方に寄り添い、高品質な商品で実現できる「快眠」「健康生活」を通じて、日本及びアジアの人々の充実した人生に貢献してまいりたいと存じます。売上目標として中期的には500億円、長期は1000億円を目指します。その実現のためには「大きな志を持ち全社一丸となって目標に向かってチャレンジする」この事が重要と考えております。そして何よりご臨席いただいております皆様のこれまで以上のお力添えをいただけなければ、成しえません。ここにお越しいただいた皆様におかれましては、どうか今後ともより一層のご指導、ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。今日はシモンズらしく楽しい語らいのひと時に成れば幸いです。ご臨席誠にありがとうございました」。

続いて来賓の挨拶をアメリカ サーター・シモンズ・べディングCEOマーク ジェネンダー氏が次の内容で語った。

「サータ・シモンズ・べディングを代表し、創立60周年という記念すべき日を迎えられました、シモンズ日本の皆様に心からお祝い申し上げます。1964年の創立以来、貴社が浸透させて来られた強いブランド価値によって、厳しい日本の業界の中において、差別化されたリーディングマットレスブランドとして高く評価されるようになられました」。

「私共は、貴社と互いに有益なパートナーシップを築いている事を非常に光栄に思い、大変感謝しております。我々のパートナーシップで、日本の小売とホテル両市場での大きな成長を築いてまいりました。今日、シモンズ日本は、日本にとどまらずアジア全域において、品質を重視し、お客様第1を考え、社会的責任を果たす企業として広く知られております」。

「SSBとシモンズ日本はお客様と消費者の皆様に、業界をリードする技術と革新を起こして多彩なマットレスを提供して参りました。我々は互いに協力し、今後も消費者の皆様により良い睡眠を提供するべく、挑戦してまいります」。

「今日のシモンズは、伊藤社長をはじめ、皆様の志と努力によって築かれてきました。創立記念日は、重要な節目を祝うと同時に新しい目標を設定する良い機会です。今年のシモンズに日本のスローガンは“あと40年で100周年”と伺いました。これからの新時代を切り拓く社員の皆様に未来像を描かせる大変良いメッセージだと感じました」。

「この重要な節目に際し、私はシモンズ日本の社員の方々、お取引先様、協力会社の皆様やその友人の方達と共に貴社のこれからの益々の発展を祈念しております。また、今後も共に協力してビジネスを発展させることを楽しみにしております。創立60周年おめでとうございます。40年先が待ち遠しいです」。なお、来賓として同社からチーフ マーケティング オフィサー・ティム オークヒル氏、ディレクター ブランドライセンシング・アレックス シーデル氏、アジアからはシモンズ上海、シモンズ香港、シモンズ台湾、シモンズシンガポール各国支社のGMが出席した。

ここで壇上の銘酒三樽の鏡開きが行われ、ナフコの石田副社長、島忠・岡野社長、東京インテリア・利根川社長はじめ百貨店他主要な取引先、関係者9人が掛け声とともに樽を割り宴会に入った。乾杯の発声は三越伊勢丹の山下卓也常務執行役員が60周年の祝辞と臨席者の健康・発展を祝して行った。

和やかな飲食懇談のなか、弦楽奏、ゴスペルグループのコーラスなどが会場を盛り上げ、盛大理に祝賀会を終えた。(文責・長島)