伊勢丹新宿店が2024年8月2日(金)～7日(水)の期間、「ISETAN HOME DECOR（イセタン ホーム デコール）」を開催している。同イベントは近年の「おうち時間」の充実や、都心部の高級レジデンスや高層マンションの建設など、住まい方の変化に対し、伊勢丹のフィルターを通した住空間を会場ブース内で提案するというもの。
３回目となる今回は、「アートのある暮らし」をテーマに家具のみでなく、インテリア・雑貨を含めた様々なブランドをトータル空間として紹介するほか、吉田怜香氏、崇島亮氏、miku氏、川合将人氏といった著名人による特別コーディネートブースが設けられている。伊勢丹新宿店では様々な家具・インテリアアイテムを扱っているが、より取り扱いの認知を拡大するべく、話題のクリエイターらによる多彩なインテリア空間コーディネートを企画したという。
コンセプトショップの「Life′s」を展開し、オリジナルのファッションブランド＜「TODAYFUL」を手掛ける吉田怜香氏のコーディネートは、リビングシーンを想定。ロイズアンティークスのチェアやマスターウォールのベッドフレーム、マルニ木工のテーブルなど、ナチュラルトーンの明るい色合いで空間が構成されている。
YouTubeチャンネル「クリエイティブの裏側」を主宰するクリエイターの崇島亮氏が手掛けたコーディネートブースでは、同氏がデザインしたオリジナルアイテムなども織り交ぜながら、シックで気品のある空間を構成。
ライフスタイルブランド「HINC NUNC」のディレクターなどとして活躍中のmiku氏が手掛けたのは、同氏が愛用するという「ロゼトーゴ」を中心とした「リーンロゼ」のエリア。同氏が選ぶ10色のベストカラー提案も会場で実施している。
雑誌・広告などのスタイリングのほか、自身が運営する「BUNDLE GALLERY」のディレクションを手掛ける川合将人氏は、同氏が築き上げた独自の国内外のネットワークを活かした提案を行う。イタリアの「Paradisoterrestre（パラディーゾテレストレ）」によるシーティングユニット「マリッテ」など、個性的なアイテムに注目だ。
以下、その他の主なブランド展示。
「バクスター」「メリディアーニ」「雨晴」
「MOROSO（モローゾ）」
「五割一分」
「ENKEL（エンケル）
「kinematograph（キネマトグラフ）」
「グランピエ」
「ギルドヴィンテージファニチャー」
「ポルトローナ・フラウ」
企画展を担当した三越伊勢丹バイヤーの新井拓郎氏は「当社ではコーディネートに力を入れており、今回のように様々なブランドを一堂に集め、ブランドを超えたコーディネート提案をさせていただくことが可能です。家具・インテリアは様々なアイテムの選択肢があります。是非多くの方々に今回のコーディネート事例をご覧になっていただき、理想の空間づくりを楽しんでいただきたいです」と語った。
なお会場では、伊勢丹新宿店のスタイリストによるコーディネート相談も受け付けている。イベント詳細は以下のURLより。
（佐藤敬広）
https://www.mistore.jp/shopping/event/shinjuku_e/homedecor_10
