キノシタ 喜多俊之氏デザインの新ブランドシリーズ「IZUMO」を9月のLIVING&DESIGN2024で初公開

業務用家具製造販売を手掛けるキノシタ(大阪府大阪市 四方一郎代表)は、同社発祥の地でもある「歴史の里、出雲」からインスパイアを受けて、木造建築の歴史を思い起こさせる新ブランド「IZUMO」を2024年10月に発表する。プロダクトデザイナーの喜多俊之氏がデザインした木製椅子とテーブルを中心に、日本が培ってきた木の文化を世界へ発信。また、東京ビックサイトで2024年9月4日~6日に開催されるトータルインテリアの国際見本市「LIVING&DESIGN2024」にて椅子、テーブル、スツールを初めて展示する。

「IZUMOチェア」は、木造建築の歴史を思い起こさせる日本の椅子として、日本オリジナルの椅子を追求するなか、大山の歴史ある木造建築の特性を生かした独特の構造美に着想を得ている。

「IZUMOテーブル」の天板は、自然な木目を生かし、木材の内部まで色が浸透することで、木の素材感が残る新しい素材から生まれたオリジナルプロダクト。天板のカラーリングは、空間の印象を一変させるほどのオリジナリティを発揮し、木目を生かした色合いでインテリアの演出の幅を広げる。天板にはスギ材、 脚・天板小口にはオーク材を使用。

「IZUMOスツール」は、竹集成材に曲げ加工を施した3本脚と組み合わせて作られた。軽量でコンパクトな上、スタッキングも可能。素材の特性を引き出し、シンプルな構造で成り立つ端正なデザインは、現代の生活空間にも自然に調和する実用性も備え、快適な座り心地を提供する。