ウールのセーターを着た家 子供の生活の場へ拡大

私たちを守ってくれる肌着やセーターや布団と同じように大切な家も守りたい。そんな願いで開発されたのが
羊毛100%住宅用断熱材だ。

自然の中で健康に育った羊から丁寧にウールを刈り取り、洗浄し乾燥、シート状に加工し何層にも重ね、加熱しながら断熱材の厚さに圧縮し製品化する日本で唯一の特許製法だ。ロール状に巻き取られ、建築現場へ。建設作業員は特別な防護服など不要で軽装でも作業が行える安全素材だ。

家一棟につき羊80〜120頭分のウールが一般的だ。これで夏の暑さ対策、冬の寒さ対策だけでなく壁内調湿、結露対策、家の保全対策にも有効だ。毛刈りされた羊たちは牧場を走りまわり、新鮮な牧草を食べ健康的に成長し、また翌年ウールをヒトに供給してくれる。

エコール開発者である宮川祐輔マネジャーは、「自然との共存、環境の維持、生活と健康、そして家族を守る羊毛100%住宅用断熱材は一般住宅のみならず幼稚園や学校など次世代の子供たちを育てる場面でも要求されつつある。」と目を輝かせている。長尾商事では実際の見本や資料提供など対応するとしている。 電話052-203-5100