インテリアデザインの国際見本市「インテリアライフスタイル」(主催:メッセフランクフルトジャパン)が、2025年6月18日~20日に東京ビッグサイト東展示棟で開催される。なお、出展者は2024年12月16日まで募集中。
インテリアライフスタイルは、家具、照明、テキスタイル、テーブルウェア、ホームアクセサリーなどデザイン性の高い国内外のブランドが集結するのが特徴。2024年は29カ国・地域から1万6577人が来場した。内訳は小売関係者が29.7%、コントラクト関係者が20/1%で、販路拡大が期待される。
家具は「HOME」分野に、ホームユースからコントラクトまで新たなスタイル提案を行う。リビングやオフィス、ホテルなどの空間演出のため、家具に加えて照明やテキスタイルといった様々な商材が集まる。「MOVEMENT」では、日本発の新ブランドや海外ブランド、有名デザイナーによる新規ブランドなど、高いデザイン性をほこる幅広い商材が集まる。昨今注目が高まっているアウトドアリビング提案についても「EXTERIOR」をテーマとして商材を取り扱う。ガーデンファニチャーやキャンプ用品といった、住まいと外空間をつなぐアイテムも多数展示されることだろう。
このほか、エシカルなライフスタイル提案では、環境負荷にやさしい商品やオーガニック製品、アップサイクル商品などがあつまる。上質なテーブルウェアや調理器具、デザイン家電を集めたキッチンライフのエリアも注目の一つだ。「TALENTS」や「NEXT」など、次世代のデザイナーとのマッチングの場や、新規ブランドの発掘の場などが設けられる。
今回は特別企画「LifestyleMaker」が催される。「自分たちで考え、つくり、売る。」をコンセプトに、職人の技やデザイナーのアイデアが反映された製品を自社で生産から販売まで行う独自ブランドを紹介する。建築家の芦沢啓治氏が見本市と特別企画双方のディレクターを務め、空間演出を手掛ける。また、ドイツの国際消費財見本市アンビエンテでも開催されている「JAPAN STYLE」は、日本で伝承されてきた美意識と現代のライフスタイルが融合したデザインを発信するプロジェクトの出展ゾーンである。日本で企画され日本独自の伝統とライフスタイルを背景に生み出された日常使いのものが審査の対象となる。