
アクタス(東京都新宿区、村田謙社長)が2025年2月22日(土)~4月20日(日)の期間、アクタス・丸の内店(新丸ビル3F)において、企画展「TECTA MIT MARUNOUCHI -バウハウスとテクタの名作家具展-」を開催する。
現在の建築・工業デザインの礎を築き、いまもなお影響を与えるドイツの芸術学校「バウハウス」に魅了され、そのデザイン思想を現代に受け継ぐドイツのファニチャーブランド「TECTA」のプロダクトからバウハウスのデザインを学び、同ブランドが歩んできた軌跡を知るイベントとなる。
また、3月19日(水)から国立新美術館(東京都港区)で始まる「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」に出展ブースを設けるTECTA社の魅力についても、同展より先駆けて伝える。
旧東ドイツの出身であるTECTA社の創業者であるアクセル・ブロッホイザー氏は、バウハウスのデザインに魅了され西ドイツに亡命し同社を1972年に設立。師と崇めていたフランスの奇才デザイナーであるジャン・プルーヴェ氏が実現できなかったイージーチェアのたった一枚のスケッチを元に、ブロッホイザーが具現化したことから、バウハウスとの親交が深まった。
以降、プルーヴェはバウハウスから誕生し、TECTAのシグニチャーのひとつであるカンチレバーチェアの構造強化へのアドバイス(後にチューブアプラティとして特許を取得)や、ベストセラーアイテム「M21」テーブルの不定形ラインの天板をデザイン。晩年までTECTAにはなくてはならない存在となった。
本企画展では、彼らの交流のきっかけとなったイージーチェアのプルーヴェ直筆スケッチと後に製品化した実物「D80」を展示。2022年に東京都現代美術館で開催された「ジャン・プルーヴェ展」にはなかった、TECTAとプルーヴェの交流を辿ることができる貴重な資料を披露する。



本企画展では、TECTA社が作るヴァルター・グロピウス、ミース・ファン・デル・ローエ、マルセル・ブロイヤーといったバウハウスを代表するデザイナー陣の名作コレクション約10点を展示。加えて、バウハウスのデザイン思想から着想を得て、現在に継承するTECTAのオリジナルコレクションも一堂に集結する。






イベント名 TECTA MIT MARUNOUCHI バウハウスとテクタの名作家具展
会期 2025年2月22日(土)~4月20日(日)
会場 アクタス・丸の内店
東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング 3F
11:00~21:00 *日・祝~20:00
入場 無料

TECTAのマスコット<猫のカールヒェン>をモチーフにした>本企画展限定のイベントグッズもご用意


