【大川1月個展ピックアップ】ナガノインテリア工業 コンパクト空間に対応する新製品など訴求

ナガノインテリア工業(福岡県朝倉市)は、同社が展開する大川ショールームで個展を開催した。

今回の個展では、既存の商品をベースとしながら、昨今の住空間に対応するべくよりコンパクトなサイズ感の製品を開発。

同社のコンセプトでもある「Think basic」をもととした数多くの製品が展示された。

テイストとしては、若年層から中高年まで幅広い世代まで対応できるものが多くみられる。ハンガーラックや、それに付随するオプションのミニテーブルなども展開するなど、日常生活に溶け込むインテリアアイテムの充実をより拡大している。

円形からの切り欠き部分の直線が印象的なテーブル「DT639」は、子供が巣立った世帯でより生活をコンパクトにしたいというユーザーを想定して開発されたもの。

「KC056」チェアはハーフアーム型のデザイン。食事からデスクワークまで、多様なシーンでの使用を想定し、使い勝手のよいハーフアーム型となった。「長時間快適に過ごせるチェア」をキーワードに、モールド製法による立体的な座面を実現している。

このほかショールーム2階では、オーダーテーブルシステムの「SUPERIOR Order Table」シリーズも展示。無垢板継ぎ合わせのワンランク上のオーダーテーブルとして訴求を図っている。

同社では、国産材比率を高めるべく「Mother forest」シリーズを展開し、杉以外の国産材にも着目。その活用比率を10%から30%へと高めるべく、クリ材やクス材なども活用しながら製品開発を進めている。