
アダル(福岡市博多区、武野龍代表取締役社長)は、2025年のSalone del Mobile.Milano/ミラノサローネ国際家具見本市(以下、ミラノサローネ)に出展する。今年のミラノサローネは2025年4月8日から4月13日まで、ロー・フィエラミラノ (Fiera Milano, Rho) で開催。同社は国産い草を使用した3つの新作発表を予定している。
アダルは2019年からミラノサローネと同時期に市街地で行われる「フオーリサローネ」に継続して出展し、昨年初めてミラノサローネの舞台に挑んだ。本年も“い草”を使ったサステナブルブランド《Look into Nature》を展示する。

新たなコレクションでは日本文化に根付く風土性や素材、そして織元・染工・家具職人が一体となり、大きなムーブメントを生み出すべくテーマ、 「うねり(Weavers)」を掲げている。い草の特性を活かした曲線美を用い、プロダクトの造形を通じて、このメッセージを具現化している。
Designed by CANUCH

HAORI
日本の着物の上着をモチーフにしたチェアで、包み込むようなデザインに隙間を設けることで空間を創出している

MONN
日本庭園の「見立て」の要素を活かし、インテリアとエクステリアの境界を曖昧にしたテーブルアイテム。再利用可能な素材を用いたこのデザインは、サステナビリティの新たな方向性を示したプロダクトとしての挑戦となる。
Designed by STONE DESIGNS

NAGARE
NAGAREは、2 つの異なるインスピレーションを組み合わせてデザインした。1つ目は、水が壁を流れるような滝のイメージ。2つ目は、スペインの伝統的なブラインド「アリカンティーナス」からのインスピレーション。

「NAGARE」は、じゅうたんのように壁を流れるデザインで、美しい立体感や模様を作り出し、無限の組み合わせが可能で自由にアレンジできる。
■出展ホールとブース位置について
