カンディハウス サステナブルな新規事業開発を始動 北海道産広葉樹のウッドチップを使用した「北海道燻製珈琲」の販売を開始

カンディハウス(北海道旭川市、染谷哲義社長)は、2025年4月より「新規事業開発本部」を新設し、従来の家具製造販売に加え、新たなビジネスモデルの展開を開始。第一弾として5月1日より、家具製造過程で発生する木の端材利用による北海道産広葉樹のウッドチップを使用した「北海道燻製珈琲」の販売を開始する。またこれに続き、今後は新たな燻製商品開発のコラボレーションや燻製器具の開発、ウッドチップの販売を計画し、端材の有効活用の強化を基軸に、新たな市場の創出と販路拡大を目指す。

カンディハウスでは環境に配慮した取り組みの一貫として、主に地元北海道の木を使ったものづくりを行っており、これまで使用していたナラ、タモ、カバに加え、2024 年よりニレ、サクラ、センの活用も開始し、道産材使用比率は 2013 年の 10%未満から2024 年には約 80%まで増加した。新規事業ではこれら 6 樹種それぞれの特性を生かした端材活用を目指している。

端材活用の新規事業第一弾として、札幌 のコーヒーショップ「COFFEE PICTURES」(アコモデーション株式会社 本社所在地:北海道札幌市、北野正人代表)と連携し、ウッドチップを使用した「北海道燻製珈琲」の開発に着手した。本製品は、端材活用の新たな可能性を広げる取り組みの一環であり、今後も木材資源の有効活用を軸とした製品開発・販売に加え、家具・インテリアにとどまらない異業種とのコラボレーションなどを通じて、新たな市場の開拓を進めていくとしている。

「北海道燻製珈琲」は、札幌のコーヒーショップ「COFFEE PICTURES」により、エチオピア、パプアニューギニア、ペルー産の珈琲豆をブレンド、丁寧に焙煎された後、カンディハウス製の燻製ボックスでじっくりと燻製。同一の珈琲豆を北海道産広葉樹「ナラ、サクラ、タモ、カバ、ニレ、セン」の6樹種のウッドチップで燻製することで、それぞれの木の個性が香りに生かされた、独特な風味の珈琲を愉しむことができる。

■ ドリップパックタイプのブレンド珈琲
OAK(北海道ナラ) / SAKURA(北海道サクラ) / ASH(北海道タモ)
BIRCH(北海道カバ) / ELM(北海道ニレ) / SEN(北海道セン)
全 6 種類
1 袋 12g (税込 330 円)
一般のドリップ珈琲が 8~10gのところ、国内外からの観光客をターゲット
とした土産品として、豆の量は 12g と多めに設定。

■ 販売店舗 (発売日 2025 年 5 月 1 日時点)
・COFFEE PICTURES
北海道札幌市東区北13条東1丁目3- 鳴海ビル1F
(ドリップパック販売に加え、カフェ提供もあり)
・旭川デザインセンター
北海道旭川市永山 2 条 10 丁目 1-35
・OMO7 旭川 by 星野リゾート
北海道旭川市 6 条通 9 丁目
・カンディハウス旭川ショップ
北海道旭川市永山北 2 条 6 丁目