カンディハウス(北海道旭川市、染谷哲義社長)は、同社がメキシコで販売契約を結んでいる「TRENDIVITY(トレンディビティ)」社が出展する、地元州の建築デザインイベント「第22回 BANL(architecture biennal of Nuevo Leon)」での自社製品を展示。同国での展開を本格的にスタートさせると発表した。
TRENDIVITY社はメキシコ第三の都市であるモンテレイを拠点とし内装デザインを手掛ける企業。カンディハウスはTRENDIVITY社からアプローチを受け、コロナ禍の2021年に契約締結に至った。
契約締結後、2021年よりTRENDIVITY社のオフィス兼ショールームでの展示展開を行っていたが、パンデミックによる混乱の影響もあり、その先の展開が進まない状況が続いていた。今回出展が実現する「第22回 BANL」はモンテレイを州都とするヌエボレオン州にて、2年に一度開催され44年の歴史を持つ建築デザインのイベント。建築インテリア商材を扱う企業約250社が出展し、2023年9月18日~10月
20日までの期間中、多くの建築家やインテリアデザイナーなどの来場が見込まれている。カンディハウスの製品は、メイン会場となる「ヌエボレオン州建築協会」のショースペースで展示され、展示会期間終了後も同社の主力製品計38点が常設展示される予定だ。
なお、2024年の初旬には、モンテレイ内の大手不動産会社2社の新築ビルのモデルルームやオフィススペースに同社製品の展示が予定されているほか、2024年秋にはモンテレイ中心部に竣工する大型複合ビルLola Tower内にTRENDIVITY社運営のカンディハウスショップがオープンする予定となっている。