ドリームインテリア アスリノとの提携によりリノベーション事業を本格始動

高級住宅向けのインテリアコーディネートを手がけるドリームインテリア(東京都世田谷区、加藤英里代表)は、2025年7月7日より、リノベーション・リフォーム対応を含む新たな事業体制を本格始動した。

今回の体制刷新は、都内ハイエンド物件に豊富な施工実績を持つアスリノ(東京都中央区、三浦奈緒子代表)との提携により実現したもので、企画設計から内装施工、家具納品までを一貫して担うワンストップ型の対応が可能となる。

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これまでのドリームインテリアの主力サービスは、既存の間取りを活かしたインテリアスタイリングが中心であった。しかし、昨今では空間そのものの在り方を見直したいというニーズが顕著に増加しており、とりわけ「本質的な自由」を求める顧客層から、間取りの変更や水回りの位置変更など、より根本的な設計提案への期待が寄せられていた。

こうした声を受け、内装工事やリノベーションにも高い専門性を有するパートナー企業との連携によって、対応領域の拡大に踏み切った。

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新体制の最大の特徴は、設計・施工・スタイリングの各フェーズが分離されることなく、ひとつのプロジェクトとして統合される点にある。これにより、発注者側の心理的・時間的な負担は大きく軽減され、空間コンセプトの一貫性も確保されやすくなる。特に、素材やディテールにこだわる富裕層顧客にとっては、従来のように各工程ごとに業者を探す手間が不要となるため、利便性の高いサービスとなることが見込まれる。

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この取り組みは、港区や中央区などの高額物件エリアで顕著な“世界観を骨格からつくる”ニーズに応えることを目的としている。住宅の購入や住み替えといった人生の節目において、ライフスタイルに合わせた唯一無二の空間を求める顧客が増加する中、インテリアの提案だけでなく、間取りや建材、施工に至るまで一貫して担える体制は、競争力の源泉となる。詳細は同社WEBページより。