カッシーナ・イクスシー(東京都港区、アレッシオ・ジャコメル社長)は、2025年9月25日よりカッシーナ・イクスシー青山本店において、今年4月のミラノデザインウィークで発表された「Le Corbusier®, Pierre Jeanneret®, Charlotte Perriand® Collection」のリミテッドエディションを展示公開する。モダンデザインの金字塔を打ち立てたル・コルビュジエ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアンによる歴史的プロダクトの復刻60周年を記念した特別企画だ。
今回発表された新エディションは、象徴的な4モデルを赤、青、緑の3色の金属チューブフレームで再解釈。従来の構造や造形は踏襲しつつ、素材と色の組み合わせによって現代的な住宅空間にも調和するコンテンポラリーな装いに仕立てられた。カッシーナでは2026年9月末までの期間限定で世界的にオーダーを受け付ける。
これらのモデルは、それぞれのデザイナーにとって色がいかに重要な要素であったかを改めて提示する。とりわけル・コルビュジエは建築家であると同時に画家としても活動しており、色彩理論に基づいた配色研究を通じて、建築や家具に視覚的バランスと環境との調和をもたらすアプローチを重視してきた。ペリアンとジャンヌレも同様に、色と素材、そして空間との相互作用を重視しており、これらは家具の仕上げやディテールに鮮明に表れている。
また、1978年にはペリアン自身がカッシーナと共同でイ・マエストリコレクションにカラーフレームの導入を行っており、今回のリミテッドエディションはその流れを汲む形で再び色彩への視点を打ち出した。
各モデルの座面とヘッドレストには、それぞれのフレームカラーに呼応する素材が選定されている。フォートゥイユ・グラン・コンフォール2種には柔らかなモヘアベルベットが用いられ、フォートゥイユ・ドシエ・バスキュランとシェーズ・ロングには耐久性と耐摩耗性に優れたサドルレザーが採用された。特にシェーズ・ロングのヘッドレストには、ブルガリアンレッド、オーシャンブルー、フォレストグリーンの同系色レザーが用いられ、フレームとの色調の統一が図られている。
今回のリミテッドエディションは、各モデルに製造番号、デザイナーの署名、限定コレクションのロゴが付与されている。販売価格は「フォートゥイユ・ドシエ・バスキュラン」が88万円、「フォートゥイユ・グラン・コンフォール・プティ・モデル」が165万円、「同グラン・モデル」が176万円、「シェーズ・ロング・ア・レグラージュ・コンティニュ」が187万円(いずれも税込)。






