ニトリ(北海道札幌市北区、似鳥昭雄社長)は、Nコレクションの新作ダイニングチェア「C-011」をニトリネットで2025年9月中旬から販売開始した。人気モデル「C-01」の意匠を受け継ぎ、体を包み込む曲木の曲線美はそのままに座面にポケットコイルを採用し、ソファのような座り心地を打ち出す。
生活の中心として長く過ごす場へと役割が広がるダイニングに向け、同社は「長時間座っても疲れにくい」ことを設計の起点に据えた。フレームはビーチ無垢材(集成材)を用いた天然木仕様で、滑らかな曲木デザインが背中から腰まわりをやさしく支える。座面は体圧分散に優れるポケットコイル構造とし、沈み込みすぎず支えのある掛け心地を狙った。

張り地には、ニトリ・帝人フロンティア・日華化学の3社が共同開発した高機能素材を採用。帝人フロンティアの技術による抗ピリング(毛玉抑制)・抗スナッグ(糸の飛び出し抑制)・防汚の各加工で、日常使いの耐久性と手入れのしやすさを高めた。さらにペットの爪による引っかきに強い「N-シールド ファブリック」を組み合わせ、一般的な織物生地と比べて安心感を訴求する。
価格は税込2万5,000円。外形は約幅51×奥行50.5×高さ70.9cmで、カラーはナチュラル/ベージュ、ミドルブラウン/ブラウン、ブラック/ミドルグレーの3系統を用意する。販売はニトリネットの商品ページで受け付けており、オンラインで仕様と色を確認して選べる。





