【ニュースリリース】イトーキ 仙台拠点を「ITOKI DESIGN HOUSE SENDAI」に移転開設

イトーキ(東京都中央区、湊宏司社長)は10月23日、仙台支店を移転し「ITOKI DESIGN HOUSE SENDAI」としてオープンした。東北6県のHUB拠点と位置づけ、地方都市で深刻化する採用難・人材定着の課題に対し、空間づくりと運用の両面から支援する。

新拠点はワーキングショールームとして見学を受け入れ、実際に働きながら検証しているレイアウトや家具、運用ルールをその場で確かめることが可能。

新オフィスは「東北らしさ、仙台らしさ」をテーマに、定禅寺通りのケヤキ並木を想起させる内装と地元産材の活用、JAZZ文化の要素を取り入れた。光と緑を積極的に採り込み、遮音・吸音性に配慮した素材を選定。ソファ席、ハイカウンター、ベンチなど多様なワークポイントを用意し、業務や気分に合わせて座席を選べるようにした。旧拠点で課題だった快適性の不足を改善し、社員が誇りを持てる職場づくりを前面に出す。

オフィス中央にはカフェラウンジを配置。オープンなミーティングエリアやビジュアルボードでアイデアを共有しやすくし、部署や役職を越えた偶発的な出会いと対話が生まれる設計とした。今後はパートナー企業や設計者との勉強会、イベントも計画し、地域のステークホルダーが交わる共創拠点としての活用を進める。目的は、オフィスを「人を惹きつけ・育て・活かす場」として再定義し、東北エリアの人的資本経営を後押しすることにある。

所在地は宮城県仙台市青葉区中央3-4-12 NANT仙台南町ビル2階。面積は約276㎡(約83坪)、在籍は約30名(いずれも10月時点)。見学は法人のみ対象で、平日9時~17時の完全予約制(TEL 022-266-3511)。