カンディハウス(北海道旭川市)は、リビングソファ「ATILLA LUX(アティラ ラックス)」の新塗装色「消炭」を昨年6月より展開している。代表的な仕様は、幅2430ミリ×奥行920ミリ×高さ720ミリ、座面高400ミリ、肘高515ミリで、参考価格は税込67万1,000円から。
同製品は、直線的でダイナミックなフォルムに加え、背の一部を引き出してアームやピローとして使える可変機構を持つ点が特徴。テーマは「直線美と機能の融合」で、トルコ・イスタンブール在住のデザイナー、アティラ・クズ氏と開発し、10年以上にわたり人気を維持してきたシリーズだ。
用途拡張の面では、2023年にシステムソファとして4アイテムを追加。既存のソファーにワンアームやオットマンを組み合わせることで、L字型やロングシートなど空間に合わせたレイアウトを組めるようにし、住まいのリビングだけでなく多様な場面での使い方を想定する。
2025年には、北海道産ニレ材を用い、日本の伝統色「消炭色(けしずみいろ)」を起点にした塗装色「消炭」を設定。これに合わせて開発したオリジナル布張地の新色「コキュウBG」との組み合わせで全国のショップに展示している。背座クッションの張り込みの美しさと、これを支える重厚な木部デザインが、同社が示す“深く、静かに。心に響く美しさ。”の表現と調和する。
住宅用途に加え、オフィスなどコントラクト領域からも評価を得ている点は、近年の家具選定で重視される「意匠性」と「運用上の柔軟性」を併せ持つ提案となる。直線主体の造形に可変的な背の機能を加え、さらに国産材と伝統色由来の塗装で存在感を整えた「ATILLA LUX」消炭は、空間の質を左右する主役としての訴求を強めている。






