カンディハウス横浜(横浜市西区、藤田哲也社長)が、同社の店舗であるカンディハウス横浜で、一般ユーザーにむけたソファのメンテナンス講習会を開催した。
4月14日の開催会では、レザーのメンテナンスについての講習会が行われた。当日は同社のスタッフが「一般ユーザーでもできるソファのお手入れ方法」、「レザーについての説明」、そして「日常でのお手入れ方法」の3つにポイントをしぼって、参加者にレクチャーした。
冒頭では、カンディハウスが取り扱っている3種類のレザーの特徴の説明および、レザーの手入れ方法が説明された。カンディハウスが店舗で取り扱い、講習会でも使用しているメンテナンス剤は、ユニタスファーイーストの「レザーケアキットプラス LM plus」シリーズだ。
使用方法はまず、スポンジにクリーナーをしみこませ、軽く泡立たせながら全体をなでていく。
汚れが付いてしまった場合の落とし方については、最低でも1年に1回はクリーナーを用いてメンテナンスすることを同社では推奨している。汚れが目立つ場合には、その都度使用しても良いとのことだ。
その後1時間ほどそのままの状態で乾燥させたのちに、保護クリームを塗って保湿する。保護クリームについては1年に4回、季節ごとに定期的にメンテナンスすることをカンディハウスでは推奨している。購入後納品されたと同時に保護クリームを塗るのが理想のようだ。
メンテナンス講習会を担当したカンディハウス横浜の木村祐也氏は、メンテナンス剤のレザーケアキットについて「特別な手順は不要なので、一般のお客様にとって、どなたでも簡単に使えること。非常に使いやすいという点が、この製品の特長だと思います。他の液体などと混ぜるといった特殊な作業も必要ないため、シンプルで扱いやすいです」と話す。作業性の良さが利点のようだ。
カンディハウス横浜では、ソファなどの家具の購入と同時にメンテナンス剤を購入するユーザーが一定数存在するといい、講習会の途中でも使用方法についての質問が多く飛んだ。
今回の講習会の参加者は、カンディハウスのソファをすでに購入して自宅で使用しているユーザー、そしてカンディハウスの店舗で商品を予約し納品を待つユーザーが参加。
参加者からは「実際にメンテナンスの方法を見て学ぶことができたので、お手入れに対する不安も軽くなりました」といった声や「購入時に簡単な説明は受けていたのですが、具体的な分量などは把握していなかったので、実際にリアルでしっかりと説明を受けながら自身で体験することができました。とても参考になり良かったです」との声が聞かれた。
メンテナンスの方法はWEB検索などで調べることができるケースもあるが、実店舗で製品を熟知したスタッフによる説明を受けたいというニーズもやはり存在する。講習会終了後にレザーケアキットを購入する参加者の姿も見られるなど、製品を長く使い続けるためのメンテナンスへの関心の高さが、改めて見てとれた。
なお同社では、ファブリックメンテナンスや無垢テーブルの講習会なども開催している。
(佐藤敬広)