旭川家具工業協同組合(北海道旭川市、藤田哲也理事長)は、旭川家具の産地展「Meet up Furniture Asahikawa 2026」を2026年5月20日(水)から22日(金)までの3日間開催する。会期を従来の6月から5月へ移し、新緑の時期に産地全体を開く。メイン会場は旭川デザインセンター(北海道旭川市永山2条10丁目)で、旭川市、東川町、東神楽町、当麻町の各メーカー、工房、ショップなども会場に加える。開催時間は10時から17時で、交流企画の一部は夜帯まで延長する。

2026年は、国際家具デザインコンペティション旭川「IFDA2027」の応募年に当たり、審査委員として倉本仁氏、田根剛氏、ロナン・ブルレック氏、セシリエ・マンツ氏を旭川に迎える。会期初日の5月20日には「IFDA2027 Design Conference」を開き、審査委員が集い(ロナン氏はビデオ参加)、募集内容の発表とともに木製家具の未来をテーマに議論する。
産地展の中核は、メイン会場と各社拠点での新作発表・製品展示、工場を公開するオープンファクトリー、そして来場者同士の交流を促すコミュニケーションの場づくりに置く。旭川デザインセンターでは会期中終日、時間帯に合わせてコーヒーやアルコール、軽食を用意し、立場や分野を越えた出会いを促す。カクテルアワーは2日間設定し、5月20日は17時から19時、5月21日は15時から19時とし、自由参加で交流の時間を設ける。

会期最終日の5月22日には「Sanchi Tour」を企画し、素材・設計・製造が集積する旭川の産地インフラを体感できる行程を用意する。ツアーでなければ入れない工場や施設も組み込むとして、現場性を強めた。

関連企画として、旭川デザインセンターでは企画展「IFDA Prototype Stories — アイデアが、家具になる。試作の舞台裏。」を2026年3月20日から9月27日まで開催する。IFDAの歩みで生まれた試作に焦点を当て、アイデアが形になる過程を紹介する。

会期後の5月23日には「旭川木工技能競技大会2026(決勝)」も予定し、職人が技術を競う場を設ける。
IFDA募集年の節目と重なる2026年は、産地としての発信力と国際的な視点が交差し、旭川家具の次の提案を示す機会となりそうだ。






