カンディハウス(北海道旭川市、染谷哲義社長)は、2026年5月20日から22日まで旭川本社で「CondeHouse Style 2026」を開催、今年は「KI-ZU-KU」をテーマに掲げる。地元材活用の取り組みを軸に、「素材と暮らしの共成」を打ち出す内容となる。
会場では、北海道産材の活用を前面に出した新提案を見せる。出品の柱は北海道ニレ材の特別塗装色「霞(かすみ)」、ガブリエル・タン氏デザインの新シェルフ「タンカ」、新作「ルントオム(26)」などだ。「霞」は、昨年発売したニレ専用塗装色「消炭(けしずみ)」に続く提案で、ニレ材の質感を生かしながら、静かな余白と奥行きを感じさせる色合いとして開発した。「TENダイニング」や「SESTINA LUXリビング」、新作シェルフ「タンカ」、WING LUX LDなど主力製品にも設定する。
新シェルフ「タンカ」は、シンガポール出身でポルトガルを拠点に活動するガブリエル・タン氏によるデザインで、「本」をモチーフにした構成が特徴だ。間仕切りやソファバックのシェルフとしても使え、組み合わせによってオフィス空間にも対応する。あわせて発表する「ルントオム(26)」は、1973年発売のロングセラー「ルントオム」を見直した新仕様で、座のリングをなくし、クッション性を高めながら価格も抑えた。北海道タモ材限定で発売する。さらに、人気ダイニングチェア「SAN(サン)」には、芯材と辺材のコントラストや経年変化に特徴を持つサクラ材を追加し、北海道産広葉樹の多樹種活用をさらに進める。
展示空間では、ダイニングやリビングに加え、収納やインテリアエレメントを含めたトータルコーディネート、ワークスタイルを想定したオフィスシーンなども提案する。「霞」と「消炭」のブースでは、新作「タンカ」を含む主力製品を用い、“和の美意識”を意識したコーディネート空間を見せる計画だ。会場全体を通じて、素材の違いや塗装表現、暮らしへの落とし込み方を具体的に伝えるほか、併催企画として、製造ラインを巡る「CHファクトリーツアー」も実施する。標準コースに加えて、一本技、椅子張り、木取りの専門コースを新設し、ものづくりをより深く伝える。






