飛驒産業 社会福祉法人の新設地域交流棟に家具寄贈 オープニングイベントを開催 -HIDA SANGYO- 

飛驒産業(岐阜県高山市、岡田明子社長)は、社会福祉法人飛騨慈光会(本部:岐阜県高山市、宮川暁声理事長)が運営する障がい者支援施設「吉城山ゆり園」の敷地内に新たに開設される地域交流棟「かっこうの森」に、同社の家具一式を寄贈すると発表した。また、これに併せてオープニングイベントを実施する。

同社は2020年8月に創業100周年を迎えたことを記念し、同社代表取締役会長の岡田贊三氏が後援会長を務める飛騨慈光会へ寄付を行う方針を決定。以後、各施設と協議のうえ、家具の寄贈や業務委託など、障がい者に寄り添う取り組みを段階的に推進してきた。
今回、障がい者支援施設「吉城山ゆり園」が新たに開設する地域交流棟の「かっこうの森」は、施設利用者やその家族、地域の住民や観光客など、誰もが垣根なく集える場を目指してオープンする。室内には同社の木工家具をはじめ、施設利用者による絵画や工芸作品、施設利用者と同社が協業で製作した木工小物や陶製アロマディフューザーが並ぶ予定となっている。今後も、障がい者が住みやすいまちづくりやインテリアの在り方を追求し、飛騨地方の魅力を高めることに貢献していきたいと同社。

5月21日(日)には、「かっこうの森」においてオープニングイベントが開催されるほか、飛驒産業「HIDA高山店 森と暮らしの編集室」で、トークイベントが開催される。トークイベントでは「自分らしく生きることを考える」をテーマに、ヘラルボニーの松田崇弥社長、障がい者支援施設「吉城山ゆり園」の山平卓也施設長、飛驒産業の岡田明子社長が対談。また、ヘラルボニー契約作家の伊賀敢男留氏によるチェロ演奏会が行われる予定。イベント詳細、予約等は、以下の同社WEBサイトより。