【JAPANTEX2023 出展社ピックアップ(3)】シンコールインテリア 「環境」をテーマに幅広い製品提案

シンコールインテリア(東京都港区、市川 浩社長)は、「環境」をテーマにブースの内容を構成。同社は今年SDGsの策定を実施しており、その内容を発表。また、単層長尺バイオマス塩ビシート床材「バイオマスロジンフロア」、エコマークを取得したカーテンや壁紙とブース内で幅広い製品を展示した。

バイオマスロジンフロアは今年のグッドデザイン賞を受賞。石油由来ではなく、植物由来の素材から作られている。植物由来であるものの、石油由来製品と同様の強度をもつ。また、ドライバッフィングにより、削ることでメンテナンスができるので、ワックスや薬剤を使用せずに表面を復元する。
展示会場にはQRコードから、サンプル請求、アンケート回答ができる形に変更。ノベルティの代わりにデジタルギフトをプレゼントするなどさまざまな観点で環境に取り組んだ。
またファン作りを意識した内容となった。既存顧客だけではなく、新規顧客への認知を高めようと展示会後に立体的な空間を表現できるシミュレーションシステムを使用し、展示会ブースのウェブコンテンツを作成する。JAPANTEXに来場できない場合でも体験することが可能となる。一過性でない顧客との関係性を形成していく。