リグナ インテリアブランド「MODERN PEOPLES」の新作シリーズ「ハーフムーン」取り扱い開始 インテリア空間にプラスする「家具を買い替えなくても様になるインテリア」をコンセプトに

家具・インテリアショップの運営などを手掛けるリグナ(東京都新宿区、山岸伸弘社長)は2024年3月15日(金)より、インテリアブランド「MODERN PEOPLES(モダンピープルズ)」の新作シリーズ「HALFMOON(ハーフムーン)」の取り扱いを開始した。

「MODERN PEOPLES」は、普遍的なデザインと、現代のライフスタイルに合わせた機能性を両立するインテリアブランド。インテリア関係のYouTubeチャンネル「クリエイティブの裏側」を主宰する崇島亮氏が、業界の常識にとらわれない視点で様々なメーカーや家具工房と共同で企画・設計・生産を手掛けている。

MODERN PEOPLESのアイテムを扱うきっかけとなったのは、リグナのスタッフが崇島氏のYouTubeチャンネルの視聴者で、共同で取り組みができないかを模索していたところからスタートする。

リグナの村野友明部長は
「崇島さんはインテリアの考え方がきちんとされており、製作されている動画も小手先のものではなく、しっかりとした発信をされています。我々としては、訴求力が必要であった点も含め、いつか崇島さんとは手を組んでみたいと考えていました」と話す。

そのようななか、崇島氏が撮影でリグナのショールームを使用する機会があった。それを契機に「いいものをしっかりと伝えていきたい」というリグナの企業理念と、崇島氏のインテリアプロダクトへの熱意が合わさり、交流が深まっていった。崇島氏が制作したモダンピープルズ初のアイテムである、デスク「ボンネット」をリグナで取り扱い開始。同氏が進めていた新作「HALFMOON(ハーフムーン)」についても、リグナで取り扱うことになった。

「新作のお話を伺ったのですが、崇島さんサイドのチームのデザイン・設計の方々は、プロダクトのあり方や製作について、とてもしっかりと考えていらっしゃりました。開発者としても優秀で、ビジネス・運営もきちんとされている。やはり崇島さんの人間性に惹かれました。したがって、“これならば我々と楽しく、お互い相乗効果を持たせられる取り組みができるのでは”と考えたのです」(村野氏)。崇島氏がファンとの交流を図りながら、共にインテリアプロダクトを考えているといった点も、共感する要素の一つだったという。

そして昨年11月に、新作シリーズ「HALFMOON」の開発検討会を「リグナテラス東京 東京店」で開催することとなった。開発検討会は値段・サイズ・カラーを「ファンと共に考える」ことをコンセプトに開催。崇島氏のYouTubeチャンネル「クリエイティブの裏側」とインスタグラムから参加を募り、抽選で選ばれた計40名が参加した。

検討会を経てリリースされた新作シリーズ「HALFMOON」は、「家具を買い替えなくても様になるインテリア」をコンセプトとして、サイドテーブル(スチール・ウッド)、テクスチャーアート、フラワーベース(S・L)を展開する。カラー・形状・マテリアルに親和性を持たせ、今あるインテリアのバランスを崩すことなく、足りない部分を補うことが可能な製品とした。

村野氏は
「ソファなどの大型のアイテムは、もともと家にお持ちのお客様も多く、また購入するとなるとインテリアの中の要素でも非常にウェイトが大きく、また製品の大きさの面でも価格の面でも、ハードルが高いアイテムです。しかし、フラワーベースやサイドテーブル、そしてアートは、インテリアアイテムがそろっていても、”まだもう少しアイテムが欲しい”といったプラス要素になりやすいアイテムです。ただ、なかなかそれに合う良いアイテムがこれまでなかなかありませんでした」とし
「崇島さんが4年間YouTubeをされてきたなかで、反応がよさそうなものを考えながら作られたのが、今回のHALFMOONです。このHALFMOONのシリーズによる組み合わせだけでも、空間を成立させることが可能です」と話す。様々な使い方が可能であることや、商品検討会での来場者の声が商品にしっかりと反映されているため、リグナとしても来店するユーザーへの商品説明がより行いやすいという。様々なブランドのインテリアアイテムを扱うリグナにとって、「HALFMOON」の奇をてらわないデザインで様々なアイテムになじむというコンセプトは愛称が良い。また、検討会で多く議論された機能性もしっかりとデザインに反映されている。

なお、「HALFMOON」は現在、インテリアショップ「リグナテラス東京」、オンラインショップ「リグナ」、「MODERN PEOPLES」公式サイトのみで購入が可能となっている。

「当社の店舗では、様々なブランドのアイテムを一度に見ていただくことが可能です。そして、“インテリアは楽しいな”ということを感じていただけるショールームになっています。お客様が興味のあるものを見つけていただくためにも、とても良い店であると思っていますので、是非ご来店してじっくりとご覧いただければと思います」と村野氏。リグナとMODERN PEOPLESの今後の新提案に期待が高まる。

(佐藤敬広)