【IFFT2024ピックアップ(8)】冨士ファニチア 「Agio」に焦点をあて、サステナブルと再生をテーマに展示

冨士ファニチア(徳島県板野町)は、同社が誇る成型合板技術の代名詞ともいうべき製品「Agio(アージオ)」に焦点をあてた展示をおこなった。

「Agio」の原型となった「ロゼッタ」

「Agio」の原型ともいえる1977年発表の「ロゼッタ」からは、40種類を超える製品が派生しており、時代ごとのニーズに順応しながら生産が続けられてきた。近年は生活への意識が変化し、一人ひとりの“生きる”“働く”という価値が更新されているとし、そのようななかでセパレートソファの特徴をもつAgioは、ホームユース家具の固定観念を見直すきっかけとなったと同社。オフィスでも自宅でも使えるAgioについて、今回のIFFTで「サステナブル+リジェネレーション(再生)」をテーマに、Agioの製造現場で使用している治具や、製品をパーツごとに分解したものを展示し、来場者からの注目を集めた。