【オルガテック東京2024開催事前ピックアップ(11)】森傳 サーキュラーエコノミーの実現にむけた各種提案を追求

森傳(東京都港区)は「Protopia」をテーマとした展示を行う。「その先のテキスタイルへ、より良い世界を目指して」のキャッチフレーズで、Well-beingをさらに進化させ、心地よさを追求したインテリアファブリックの具現化を目指している。出展ブースでは、インテリアファブリックにおけるサーキュラーエコノミーへの取り組みの具体的提案や、非フッ素撥水、完成品側地防炎等 時代が求めているものに対する具体的提案を行う予定だ。

同社はケミカルリサイクルプロジェクトの「RENU®」に注力しており、サーキュラーエコノミーの実現を目指すプロジェクトの一員として、れる「繊維から繊維へ」のリサイクルに取り組んでいる。昨年のオルガテック東京では、「RENU®」の弾性メッシュを使用したチェアや、メッシュの参考生地数種が掲示されたほか、ヴィーガンPVCレザーやタマネギの皮成分を配合した染色方法「Onibegie®(オニベジ)」などを出展し、個性的な展示が来場者の注目を集めた。今年も、環境配慮へのトップランナーとして、昨年に引き続き注目の提案が披露されそうだ。