D2C家具ブランドのENEN株式会社(大阪市中央区、大西寛社長)は2024年7月12日(金)に 、大阪市中央区のせんば心斎橋筋商店街内に、関西初常設店となるショールーム型リアル店舗「ENEN大阪店」(大阪市中央区久太郎町3-4-20)をオープンする。
2023年5月にオープンした「ENEN自由が丘店(東京都目黒区)」に続き、2店舗目の出店となる。自由が丘店の約2倍となる約250㎡(約75坪)にワンフロアでオープン。2023年4月の販売開始以降、自由が丘エリアでの実績や経験を活かすとしている。
店舗内には、 ENENを代表するオリジナルのモジュラー家具「KUUM」の多様な体験ゾーンを設ける。「KUUM(クーム)」シリーズは、豊富な素材、形状やカラーバリエーションから選ぶことができ、生活スタイルの変化・商品の経年劣化にともなうパーツの交換やメンテナンス、修理のしやすさを考慮した設計として、長く使用できる点が特徴。どのパーツの選択や交換が可能なのか、細部に宿ったコンセプトやモジュラー家具の特徴を、“見て、触れて、組み合わせてみる。”構成で分かりやすく紹介する。
また、4つのテイスト(Natural・Nordic Mix・Steel&Material・Modern)やシーン別の展示コーナーに加え、1/12サイズのENENオリジナルミニチュア家具を使いVR連動の3DシミュレーターやARカメラ、バリエーションの豊富さを体感できる計300種の商品カードのクリッピングウォールといった、多様なアプローチを図る。
なお同社は、家庭用家具としてブランドを立ち上げ、商品の企画製造販売を推進しており、カラーバリエーションの豊富さなどデザイン性が評価を得て、販売開始後約1年で、オフィスや商業空間など多様なシーンでの引き合いがあるとしている。そこで、住宅用家具という軸は変えず、ワークユースにも適した商品の展開も開始。大阪店内では、ENENの社員が実際に働く、ENEN家具で構成されたオフィスゾーンを設け、法人の顧客を対象に事前予約制で見学可能なショールーム化をはかる。オフィスゾーンの利用開始は、2024年秋以降を予定する。