第1回のオルガテック東京から出展を重ねているシラカワ(岐阜県高山市)は、柿下木材工業所(岐阜県高山市)と共同で、「温もりオフィス計画」の展示を今回も展開した。
今年3月に行われた東京国際家具見本市(IFFT)では、国産カバ材を用いた製品など、幅広い提案で会場を盛り上げた同社だが、オルガテック東京には同社が誇る木製オフィス家具の「Creative Lounge」を展開。
ダイニング、ボード、リビングアイテムを取りそろえており、現代の新しいワークスタイル実現のために様々な働き方に合わせて、レイアウトをフレキシブルに変更できるため、コード・ケーブル類などの配線を考慮する手間もかからないといった点を、来場者に訴求した。
その名のとおり、「ラウンジ」としての機能などももたせることが可能で、リモートワーク・在宅勤務からオフィスでの勤務主体に戻る企業もある中、様々な「木」を採り入れた空間提案は、合同出展した柿下木材工業所の照明「MOARE」の各アイテムとともに、オフィスシーンをイメージした空間にマッチするコーディネートとなった。木のぬくもり、あたたかみを活かした展示が、会場の中でも際立った。