オカムラ(横浜市西区、中村雅行社長)は、同社の子会社でシンガポールに本社を置くDB&B Holdings Pte. Ltd社(以下、DB&B社)について、この度株式譲渡契約に定める残余の発行済株式の30%の譲渡に係る条件が充足されたため、残余の発行済株式の30%を取得、完全子会社化した。
DB&B社はシンガポールに本拠を置き、中国及びフィリピンにも展開する中堅のオフィス向けデザイン・内装工事会社。同社がこれまで手掛けた案件において多くの国際的な賞を受賞する等高い能力を有し、また多くのグローバル企業、現地大手企業を中心とした優良な顧客基盤を有している。
オカムラグループは、中国・アセアン市場におけるデザイン・内装工事分野での優良な事業プラットフォームを獲得するとともに、中国・アセアン市場におけるオフィス家具のニーズを把握し、これを同市場向け戦略製品の開発・生産・販売へと展開することで海外事業の強化に繋げることを目的として、2021年9月2日付で株式譲渡契約を締結し、同年10月1日付でDB&B社の発行済株式の70%を取得し、子会社化していた。この度、株式譲渡契約に定める残余の発行済株式の30%の譲渡に係る条件が充足されたため、残余の発行済株式の30%を取得し、完全子会社化することとなった。