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フランスベッドブースでは、マッサージ機の「ラミダス」、ベッドは「スランバーランド」と「フランスベッド」の2ブランドが展示された。

ラミダスは40年以上の歴史を持つ、寝ながらマッサージを受けられるベッド型マッサージ器。同社はホテル向けにレンタル拡大に取り組んでいる。背景には、コロナ以降、マッサージ師の離職や高齢化を原因とした人手不足があり、そのニーズを取り込みたい狙いだ。このようなマッサージ器は大浴場の脱衣所に併設しているケースがほとんどだが、本製品は宿泊客の個室への貸し出しを想定している。
同社は過去にも同展でラミダスを出展してきたが、来場側から様々なフィードバックが寄せられたことを受け、可能な限り要望を反映して今回の再出展につなげた。これまで5年間としてきたレンタル期間は、最短6カ月、以降単月から可能に変更した。ベッド・マットレスの上に置いて使えるタイプも登場した。いずれもフィードバックを受けての改良だ。4日間の来場の中で、比較的広い部屋の旅館から好反応を得られたようだ。

また、同社の展開するスランバーランドとフランスベッドブランドのベッドも展示された。スランバーランドは1970年代から同社が提携しているイギリスのベッドメーカー。マリオットやヒルトンといった外資系ホテルより型式認定を受けているため、ホテル市場への進出もしやすいという利点もある。

ブース内では、両ブランドで採用している高密度連続スプリングマットレスについての訴求も行われた。高密度連続スプリングマットレスはほぼ一筆書きでコイルを構成しており、そのためポケットコイル等他タイプのマットレスより約25%軽量となる(同社比)。ベッドメイキングの担当者にとって負担減となることをPRしたい狙いだ。