家具産地、飛騨高山の見本市、「飛騨の家具フェスティバル2025」が、2025年7月2日(水)から6日(日)にかけて開催された。メイン会場である飛騨・世界生活文化センターのほか、各社ショールームなどで個展および工場見学ツアーなど実施し、盛況となった。
今回の「飛騨の家具フェスティバル2025」は、例年の10月開催から前倒しの7月開催となった。これは日本家具産業振興会が主体となったプロジェクトである「JAPAN FURNITURE」の一環で、全国の家具メーカーが工場を公開するオープンファクトリーを通じて、日本の家具づくり現場を体感することができる「JAPAN FURNITURE MONTH 2025」が6月〜7月に実施され、「飛騨の家具フェスティバル」もこの取り組みの主たるイベントとして開催された。











今回の飛騨の家具フェスティバルは、前回開催の昨年10月下旬から約8か月後の開催となり、例年と比較して準備期間が短くなったことから、完全な新作を披露したメーカーは少なく、昨年発表したプロトタイプを熟成させて発表した企業が多く見られた。


旭川、飛騨高山、大川と一連の産地展が続く「JAPAN FURNITURE MONTH 2025」だが、業界関係者が産地に集う1か月として、来年以降の展開も注目だ。





