【ニュースリリース】飛騨産業 「遊朴館 HIDA GALLERY」を全館リニューアル 木工文化の発信拠点として10月4日グランドオープン

飛騨産業(岐阜県高山市、岡田明子社長)は、改修を進めてきた「遊朴館 HIDA GALLERY」(高山市上一之町26)の全館リニューアルを完了し、2025年10月4日にグランドオープンする。ギャラリー、クラフトショップ、カフェを内包する延床427㎡の複合施設へと機能を拡充し、「飛騨の匠」に連なる日本の木工文化を未来へつなぐ常設拠点として再始動する。営業時間は10~18時、水曜・第3木曜休。空間設計は建築家の中村好文氏と家具デザイナーの小泉誠氏が担当した。

開幕企画として、木工作家の三谷龍二氏監修による『3 materials 鉄 硝子 木―ともにあることのかたち』を10月4日から11月16日まで開催。三谷氏(木)に加え、金工作家の金森正起氏(鉄)、硝子作家の小澄正雄氏(硝子)が共同制作でプロダクトを制作・発表する実験的な展覧会で、異素材の対話から生まれる「用と美」の接点を提示する。会場では三谷氏がデザインしたHIDAの新作家具も披露。入場は無料で、会場は同館2階ギャラリーとなる。

ショップエリアは、HIDAオリジナル家具や森の香りのアロマに加え、地元作家の作品や森岡成好氏、村上躍氏、石北有美氏らのクラフトを取りそろえ、インバウンド需要も見据えた品ぞろえで“木と手仕事のある暮らし”を提案する。また木工技術継承の一環として鑿や鉋など高品質な木工具を販売する「匠の道具棚」を常設し、刃物の試し削りや使い方の相談に応じるカウンターを設ける。カフェ「Cafe & Table 工」では飛騨の旬材を活かした料理と珈琲を、三谷氏や森岡氏、安土草多氏らの器で提供。客席の椅子には三谷氏デザインの新作を採用し、器と家具の両面から“用と寛ぎ”を体験できる空間を整えた。

グランドオープン当日は、高山市の「まちの博物館」を会場にトークセッションを2部構成で実施する。第1部は三谷氏、金森氏、小澄氏が展覧会の狙いを語り合い、第2部では中村氏、小泉氏、飛騨産業の岡田贊三会長が、新生・遊朴館の意義と今後の可能性を議論する。ファシリテーターは岡田社長。定員100名、参加無料・事前予約制とし、木工文化の発信と継承をテーマに同館の役割を広くアピールする。