タンスのゲン(福岡県大川市、橋爪裕和代表)は、2026年の新生活シーズンに向け、大型ソファを圧縮梱包して宅配便で届ける「圧縮梱包ソファ」シリーズの本格展開に乗り出した。マットレスなどで培った圧縮技術をソファに応用し、搬入性と配送効率の向上を図る。
オンラインでソファを購入するユーザーが増える一方、玄関や階段を通過できるかといった搬入不安や、大型家具特有の高い送料、配送日程調整の煩雑さがネックとなっていた。国際輸送費や燃料費の上昇も重なり、物流コストの抑制はEC家具各社共通の課題となっている。こうした状況を受け、同社はソファ本体を真空圧縮し梱包体積を減らすことで、一般の宅配便網を活用できる商品設計とした。
圧縮ソファは開梱後7~14日で復元し、室温18度以上ではより短時間で元の形状に戻るという。ウレタンの密度や配合を検証し、圧縮によるヘタりを抑えたとしており、トラックの積載効率向上によるCO₂排出削減効果も見込む。「受け取りやすさ」と「継続利用のしやすさ」を両立させ、新生活層を中心に裾野拡大を狙う。






